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歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

立石「移動豆腐販売」に見えたもの?格差拡大社会の矛盾を頭の隅っこに刻みつつ彷徨い歩く

2007年04月19日 | 東京の風景

昨日の続きです。

「コロッケカレー」でお腹を満足させ、まだまだ「立石」を歩きます。まだまだ「何か」がありそうな気配がします。

駅から遠ざかる方向に歩いて行くと「石材店」の前に出ました。脇の空き地には仏像が見えます。


販売用の「展示品」と云う雰囲気ではなく、花が「手向け」られ、明らかに「祀られ」ている様子。仏像は「可愛い子供」を抱いています。「慈母観音菩薩」のようです。

観音様の先は「三叉路」で、「小さな広場」があります。
ベンチには、「はっぴ」を着た中年の男性が腰掛け、手には「カップ酒」、傍らに置いた「鶏の唐揚げ」を肴に一杯やりながら新聞を読んでいました。

男性の前には、「発泡スチロールの箱」が重ねられ、箱からは「チューブ」が伸び、「エァーポンプ」と思われる「装置」に繋がっています。


「活きた海産物」の「配達中」のようです。箱を担いで「移動」するのでしょうかね。それにしても、羨ましい光景です。青空の下で飲む酒はきっと最高でしょう。

それと、手前の「手押しポンプ」ですが、災害用との説明書きがありました。ポンプを見ると、何故か動かして見たくなるのです。


やって見ましたよ! 直ぐに水が出ました! 

脇を通り過ぎて行った「おばさん」に「怪訝」そうな視線を「そそがれ」ました。
そうですよね、普通、「おっさん」が井戸水を汲んで、流れ出た水を写真に撮っている姿はかなり「変!」ですからね。

しかし、ここは「なかなか」「ほっと」する「やすらぎの空間」です。


三叉路広場を後に、通りをブラブラしていると「移動豆腐販売車」を引っぱる「若い女性」に遭遇。


最近、良く見かけるようになりました。「リャカー」を引いているのは決まって「若い人」です。10年前には「あり得ない」ことです。

豆腐販売の「利益」など「知れて」います、「大儲け」できる商売ではありません。

町中を「リャカー」を引き、「ラッパ」を吹いて「豆腐」を売る事など「カッコ悪く」て、「若い者」のやる事ではないと思われた筈です。

しかし、現在、若者が「リヤカー」を引き、「ラッパ」を吹いて、「豆腐」を売る時代になったのです。

真面目に「豆腐」を売る姿は「立派」だと思います。時代は変わりました。「おしんの時代」に近づきつつあるようです。

「おじさん」は「高度経済成長」の時代を『♪楽し~て儲けるスタイル!』で生きてきました。

これから「格差」が「拡大」する「世の中」、「頑張って」ほしいと思うのです。

「真面目」に「リャカー」を引き、豆腐を売る若者、そして、「ブラブラ」「キョロキョロ」街を彷徨き、井戸水を汲んで「写真」を撮る「おじさん」・・・・・・。

『格差「拡大」社会』の「矛盾」を、頭の「隅っこ」に「刻み」つつ、立石の街を未だ歩きます。


ゴチャゴチャとした「町並み」の中に突然現れた、緑の木立に囲まれた「異空間」


「再開発反対」の「ビラ」が数枚、建物に「貼って」ありました。ここに「マンション」でも建設されるのでしょうか。

世の中も変わり始め、立石の街も変わり始めたようです。

まだまだ「立石」を歩き回ります。

   明日に続きます。。。。。。。


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