歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

つくば「宝鏡山」で「遭難」!?

2007年04月30日 | つくば市の風景
筑波山に連なる「端っこ」の山、「宝鏡山」に登って来ました。標高461㍍です。

北条池の側にある「運動公園」の駐車場に車を置いて、9時少し過ぎに「お茶と弁当」を背負い出発。案内書では「ハイキング」とありますが、私にとっては「立派」な「登山」です。

これが「宝鏡山」です。写真中央に「チョコン」と出っ張って見えるのが「頂上」の電波塔です。あそこまで登るのです。


村外れの「火の見櫓」です。長閑でーす! 田植えの準備は始まっています。


最初の急勾配の「坂道」を登り一回目の休憩です。スタート直後は「キツイ」です。身体が「慣れて」いません。ここら辺りまでは「舗装」されていて、「軽トラ」ならば上がってこれます。筑波山が見えます。


上って来た方向を見ながらお茶を一服。ウグイスが「透き通った」鳴き声を聞かせてくれました。


休憩後、やっと「山道」らしくなってきました。


徐々に「視界」が木立に遮られ、「暗く」なってきました。写真よりずっと暗かったです。


ここら辺まで来たら「何か変?」と思ったのですが、やっと「標識」を発見、当然、「山頂」を示す方向に行きました。


この判断が「失敗」だったのです。道は狭くなり、獣の道状態で、視界は悪く、薄暗く、足下は「じめじめ状態」で、道らしい道が無いのです。

頭に「遭難」の二文字が浮かびました。

少し落ち着いて、辺りの様子を観察すると、「赤いリボン」が目の高さに巻き付けられた「木」を発見しました。

赤いリボンは10㍍程の間隔を置いて、木に巻き付けられていました。

『うん!これはコースを示す「標識」だ!、間違いない!助かった!』

と思いました。標高461㍍の山で中年男性が「遭難」なんて「新聞記事」は「みっともない」ですからね。

しかし、ホントに「凄い道」でした。リボンの標識が無ければ、「いまだに」山の中を彷徨っていた可能性があります。

この間は「必死」で「写真」など撮っている状況では有りませんでした。

帰宅後に落ち着いてコースを確認したのですが、「新寺コース」を歩いていたつもりが、「山口コース2」を歩き、それも途中で「脇道」に入り、「遭難」しかけて「赤いリボン」を辿り、「山口コース1」の途中に出たのでした。

コースを書いた「案内パンフレット」を持っていったのですが、自分が今何処にいるのか「さっぱり」判りませんでした。町中をブラブラするのとは「大違い」です。


「山口コース1」に出てからは「楽チン気分」で歩く事が出来ました。途中で3組みのグループとすれ違い、挨拶など交わし、やっと『これはハイキング何だ!』と思える落ち着きを取り戻しました。よかった!

山頂に到着。時間は10時半過ぎです。


お腹が空いたので、時間はかなり早いのですが「昼食タイム」にしました。


この石垣の上で、「おにぎり」を食べました。美味しかったです。


電波塔です。


宝鏡山「踏破」の記念撮影。食後は一時間ほど休憩、辺りの景色を眺めたり、「寝コロがって」空を眺め、風の音など聞いて、ボンヤリと過ごしました。


下山は「楽チン」な「ハイキングコース」でした。「小田城コース」から「山口コース2」に入り、途中から「新寺コース」でした。

ツツジが咲いてます。蛇が道を横切ったのですが、カメラが間に合いませんでした。


「アザミ」が奇麗でした。


無事「駐車場」に到着。一時過ぎでした。


靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、素足になって「風」を当ててやりました。足の指の間を通り抜ける風が気持ちいいです。

駐車場の回りの「新緑」が「眩しかった」です。

「遭難」しなくて良かった!(笑)

皆さん! ハイキングだと「侮るなかれ」気を付けて下さい。

「筑波連峰 宝鏡山」に、是非お出かけ下さい。


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コメント
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