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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

正蔵師匠と分相応で地下室の空祝儀袋で所得隠蔽で追徴課税4千5百万円でドウモスイマセン!

2007年04月28日 | 世間話し

師匠狙われましたネ! 一罰百戒です。

レポーターに追いかけられ「言い訳」、「釈明」、「弁解」、可哀想でした。所得隠しですからね。隠したのは約1億2000万円だそうです。

ここは一発、『芸人の祝儀から税金を盗るな!』と云いたかったでしょうね。これまでご祝儀に課税されることはなかった筈です。



追徴税額は「重加算税」を含め約4500万円ですから、重加算税ですよ!やり方が悪質と国税局に判断されたわけです。

自宅の「地下室」から空の祝儀袋が大量に見つかったそうです。これが所得の「隠蔽」と判断されたようです。

普通、頂いた祝儀の額は記録しますよね、記録する変わりに、空の祝儀袋を「保管」していたのでしょう。「保管」が「隠蔽」とされた訳です。

あの襲名披露の「お練り」は派手でした、やり過ぎでした。同業者からも恨まれますし、国税からは狙われます。

まさか課税」されるとは夢にも思っていなかったのでしょう。芸人の世界はまだバブル景気が続いているようです。



普通、貰った祝儀の金額は記録しておきますよね。今後、相手に祝儀を出す機会がありますから、その際は頂いた額に見合った金額を包まなければいけませんから、記録は必要です。記録の変わりに「空き袋」を保管していたのでしょう。

保管場所が地下というのがいけません、疑われます。ここはひとつ床の間の金庫がよかったです。然るべき物は然るべき所に保管すべきです。

保管場所が地下室でなければ、重加算税はとられなかった?のにね。想定外だったようです。

それにしても申告漏れが「1億2000万円」ですから、申告額はその数倍なんでしょう。落語家も「イイ商売」になったものです。

芸人のご祝儀の額として、常識を遙かに越えていた?のです。彼の一ヶ月の小遣いが「300万円」だそうです。以前テレビで本人の口から聞いたことがあります。

庶民の日常を語る噺家の暮らしぶりは、庶民の日常とはまったく異なるようです。

億単位の収入は一部の人気噺家だけに限られるようですが、大企業の幹部クラスの収入では「普通」にあるそうです。

噺家は「格差拡大社会」で頑張っているようです。まぁ兎に角、他人の懐具合の詮索はこれくらいして、問題の本質にキビシク迫ります。

問題なのは、「能力」「努力」の差以上に、結果としての所得の差が大き過ぎる事です。

「数十分」の話しをして「数十万」のギャラをとる人と、8時間以上汗水流して働いても「数千円」にしかならない人がいるのです。

所得の差を、個人の能力や努力の問題として放置していると、いつか危険な世の中になりそうな気がしています。

それで? 何ですかねェ?「道徳」を正規の教科に格上げする話しが出ています・・・・・・、そんな気がしてきました。

『人はそれぞれに、己の分を弁え、分に見合った暮らしをしなさい。人を羨んだり、憎んだり、妬んだりしてはいけません』

何て、教育がされるのでしょうか?

衣食が「足りなくなりそう」なので、その前に「礼節」を植え付ける必要に迫られたのでしょうか?

仕組みの変えるよりも「意識」を変えて対応していく?

団塊世代は、美味しい処を食い逃げした思われそうです。団塊世代はこれから「いろいろ」な意味で狙われそうです。

私は団塊世代より数年遅れで生まれてきました。食い逃げはしていないつもりですが、『大丈夫かな?』(何が?)、

分相応の暮らし方って、有る意味で楽ですからね。有る意味が「ビミョー」ですけれど・・・・・・。

兎に角です、これからは「いろいろな意味と方向」で「分相応」が求められそうです。そんな気がします。

分相応が地球を救う!? 

それでは久ぶりに、おやすみなさいで終わります・・・

コメント (3)
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