かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

PCの調子が悪いとこっちの具合までおかしくなって、下らないことに気が行ってしまいます。

2007-11-22 22:28:38 | Weblog
 今日もPCの再セットアップに尽力しているのですが、まずCDが駄目なのかも? と疑われたので、職場のパソを使ってCDーRで複製を試みましたら、これがあっさり綺麗に写し取ることが出来ました。それではCDドライブが悪いのか? と言うわけで今度はDVDマルチドライブでブートアップしてインストールを試してみますと、かなりいいところまでいったのですが、結局幾つかのファイルがコピーできないと言うもうおなじみになった文字がでてきて、膨らんだ期待をぐしゃりとやってくれました。これはどうにも困った、と取りあえずネットで調べてみると、どうやら256MBのメモリを二本差ししているとその症状が現れるとの情報が。何それ? そんなことがあるの? と目が点になったのですが、確かにうちのも256MB×2の状態ですし、半信半疑ただ今メモリを一枚外してインストールやり直しています。
 
 さて、今日は仕事でどうしても出かける必要が出来、車で少し遠出したのですが、どうも具合が今ひとつで、かなり運転危なかったです。注意力散漫というか、何でもないところでポカを連発して、まあ田舎道だったからよかったようなものの、そうでなかったならきっとどこかで事故の一つもやらかしていたことでしょう。PCの調子が悪いからといって何もかもこううまくいかなくなる、と言うのも困りものですが、ごくたまにはそうして悪いことが集中する日もあったりするのでしょう。
 それはともかく、走っている途中なにげに見えた看板に、「憲法9条を守ろう ○○市9条を守る会」と大書してあるのが見えました。まあ私などとは主義主張の異なる方々の立てられたものなのでしょうが、そのこと自体をとやかく言う訳ではありません。ただちょっと面白いな、と思ったのは、この言葉、とりようによっては違う読み方が出来ると気づいたのです。
 これを立てた方々は、きっと日本国憲法が改正されて、金科玉条たる9条が改悪されかねないことに危機感を抱き、9条に手を付けるな、と主張したいのだと思いますし、大方の日本人ならその主旨への賛否はともかくとして、その意味を誤解することはないでしょう。でも、もしこの看板を、日本語を習う外国人、あるいは年端の行かない子供達が読んだとしたらどうでしょうか。「憲法9条を守ろう」は、「交通ルールを守ろう」というのと同じような意味合いで読んでしまうヒトが出て来るんじゃないでしょうか? 憲法9条と言う法律の内容を遵守しましょう、という呼びかけでもこの方々の主張には大体合致しているはずで、要するに全くどっちでも問題なく読めてしまうと思ったのです。
 日本語というのは言葉の使い方が結構曖昧で、意味の違う内容なのに同じ言葉を使うことはよくあります。でも、この看板のように、己の主義主張を明らかにして世に問おうというようなものに、このような曖昧表現を採用するのは、ユニバーサルデザインの考え方からすれば、明らかに落第点のコマーシャルであり、あまり賢いやり方には見えません。せっかく自分達の言葉をヒトに伝えたいと願うのであれば、もう少し言葉の使い方に気を使われた方がいいんじゃないか、と車窓から眺めつつ思った次第です。・・・まあ、そんなどうでもいいことをつらつら考えながらハンドル握ったりするから、余計危ないのですね(苦笑)。

コメント
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