今日は目覚める直前、久々に空を飛ぶ夢を見ました。それも、これまで無かった高高度を飛行する、豪華バージョンです。今までも空を飛ぶ夢を見ることはありましたが、せいぜい高度数十メートルくらいまで。それも、飛ぶこと自体大変難しく、危ういバランスをとりながら何とか浮き上がる、と言うような夢ばかりでした。その上、大抵の場合浮力がどうしても足りなかったり、頭上に電線や網などの邪魔モノが現れてそれ以上上に上がることができないなどの、飛ぶ夢、というにはあまりに制約の大きい、どちらかと言うと不安感を募らせるようなものが多かったのです。ですが、今日の夢はいきなり雲の上を高速で飛んでいる状況から始まりました。前方には、朝日か夕日か、青空の中、雄大に広がる雲塊の数々が朱色から白色まで微妙なグラデーションをなしつつ折り重なり、荘厳なまでの雰囲気すら覚えさせるほど美しい光景が広がり感動を呼びます。そこで、あ、これは夢だ、夢に違いない、と突然気づきました。生身の状態で空を飛ぶなど、夢以外にありえない、と妙に冷静に感づいたのです。そこで、夢ならもっと自由に飛んでみよう、と思い立ち、一気に急降下して地面すれすれまでいたりました。高速で地上3mくらいを飛びながら右手を見てみますと、公園に立っているような時計が街路灯のように並んでいます。直径30センチくらいのアナログ時計なのですが、枠の部分が純金なのかきらびやかに輝いていてこれがまた大変美しいのです。その美しさに感動しつつついでに時間を確かめようとしたら、見る時計一つとして同じ時間を示しているものがありません。これでは見てもしょうがないので、再び上昇しようと意識を上に向けると、急降下と同じくらいの勢いで急上昇し、再び雲海の上に飛び出ました。実に爽快な気分で、呵呵大笑しながら空を駆け巡っているうちに、目が覚めました。
あまりに心地よい夢に、朝から妙にテンションがあがって、一日仕事もスムーズに片付きました。
夢としては、結局空を飛ぶこと以外考えが及ばず、明晰夢と言うには制約が大きすぎるように感じましたので、多分夢の中で夢と気づく夢、という少々面倒な、要するに夢の呪縛から自由にはなれずにいる状態の夢だったと思われますが、こんな気持ちのよい夢が見られるのなら、明晰夢であるかどうかと言うのはさしたる問題でも無いような気がします。この種の夢はもうしばらく見ることも無いでしょうが、毎晩今朝の夢を思い起こし、今夜も見ることができないだろうか、と期待してしまいそうです。
あまりに心地よい夢に、朝から妙にテンションがあがって、一日仕事もスムーズに片付きました。
夢としては、結局空を飛ぶこと以外考えが及ばず、明晰夢と言うには制約が大きすぎるように感じましたので、多分夢の中で夢と気づく夢、という少々面倒な、要するに夢の呪縛から自由にはなれずにいる状態の夢だったと思われますが、こんな気持ちのよい夢が見られるのなら、明晰夢であるかどうかと言うのはさしたる問題でも無いような気がします。この種の夢はもうしばらく見ることも無いでしょうが、毎晩今朝の夢を思い起こし、今夜も見ることができないだろうか、と期待してしまいそうです。