かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今年のサクラが早く咲くかどうか、要因がいろいろあって一概には言えないと思うのです。

2009-02-25 21:14:24 | Weblog
 今年はサクラが1週間以上早く咲くかもしれない、と新聞にありました。それくらい春の訪れが早く、暖かくなってくるということなのでしょう。長期予報では、春から夏にかけても高温傾向が続く、とのことですから、今年は暑い夏になるのかもしれません。うーん、うちのPCは夏を越せるかな? ただでさえ発熱しやすいCPUにしてしまったもので、少しばかり不安が募ります。とりあえずCPU等の温度をリアルタイムで表示してくれるソフトを入れて観察を続けているのですが、今のところCPUは30℃を少し超えたくらいで、かなり重たいことをしてCPU使用率を上げたときでも、40℃はいきません。もっとも暖かいとはいえまだまだ2月のこと、暖房を入れない部屋では、気温は10℃を少し上回るかどうか、と言う段階で30℃オーバーなわけですから、夏だと軽く50℃以上になったりするんじゃないでしょうか。ゴールデンウィークごろをめどに、空気循環を促進するファンを増設したり、CPUクーラーを巨大なよく冷えそうなやつにしたりするようなことを検討しないといけないのかもしれませんね。
 ただ、サクラの開花が早まる、と言う話については、実際どうなるかそのときになってみないとなんともいえない気もします。確かに早く暖かくなるのは生長を促す一因にはなりますが、落葉樹が休眠から醒めるには一定期間の低温が必要であり、これを低温要求量とか、低温要求時間、というような単位で表します。つまり、いくら暖かくなっても、冬の間にちゃんと寒くなって低温要求が満たされないと、春に目が覚めるのが遅れて、結局花が咲くのが遅くなったりもするのです。しかも、冬が寒すぎても駄目で、有効な温度帯は大体0℃以上10℃以下。多くの植物でもっとも有効な温度は7℃前後と言われています。サクラの低温要求量がどれくらいかちょっと調べてみないと判りませんが、それを満たすだけの寒さが今年はあったのか、なんとなく疑問もあったりするのです。それに、このまま順調に春になるかどうか、と言うのも疑問の一つで、3月にいきなり真冬並みの寒気が入ってくることも無いとはいえません。時期によっては、膨らみかけた花芽がそれで被害を受け、花自体が減ってしまうなんてことも、暖冬のときは可能性があります。なにせ、落葉樹は休眠中は大抵寒さに強いものですが、目が覚めて芽を膨らまし始めた頃が一番寒さに弱く、想像以上にいとも簡単にダメージを食らうこともあるのです。願わくばこのまま冬に戻ったりすること無く順調に春が訪れ、冬の寒さも十分足りていてくれることを祈るばかりです。その上で、夏は少しでも涼しげに推移してくれたら言うこと無いんですけどね。


 
コメント
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