ふと気がつくと、アクセス数のうち、閲覧数が10万を超えていました。まあ半数以上はグーグルボットとかの検索エンジンが動かしている情報収集ロボットであって、本当に拙ブログをご覧いただいている方はずっと少ないわけですが、とりあえず通過点として一つの大台に達した、というのは、一応記録しておいていいように思います。といって、何か特別なことをやろう、ということも無いわけですが。まあ今月は待望のコミックス「ドリームハンター麗夢XX 蒼の機関騎士」が発売になるわけですし、出来たらそれに絡めて何か考えたいな、という希望はあります。まずは無事発売されることを祈るばかりです。
さて、ついこの間大騒ぎしたのが懐かしい限りですが、台風18号の上陸地点を巡り、気象庁と民間の気象予報会社ウェザーニューズ社とで争いが起こっているんだそうな。事の発端は、気象庁が台風上陸の早朝午前5時過ぎに「愛知県の知多半島付近に上陸」と発表したのに対し、ウェザーニューズ社が1時間前に「三重県志摩市に上陸した」と、携帯電話サイトの登録会員にメールを送り、公式サイトにも掲載したという話。ウェザーニューズ社はその後も「伊勢湾を通過」「知多半島に再上陸」といった情報を発信し続けたんだそうです。
気象予報はずっと気象庁が独占していたのですが、平成7年に自由化され、ウェザーニューズなどの民間企業が参入してきています。ただ災害現場で無用な混乱を招く可能性があるとして「防災情報は一元化が重要」とのことで、予報業務の許可条件には、「台風の進路等に関する情報は、気象庁の情報の解説の範囲に留める」と記されているんだそうな。
今回の同社の上陸情報が、果たしてこれに抵触する「台風の進路等に関する情報」に当たるのかどうか、が問題とのことですが、気象庁は台風の上陸情報、現在位置も「進路等に関する情報」と判断したんだそうです。
うーん、正直、あれだけでかい台風になったら、津に上陸しようが知多半島に上陸しようが大して違いがないというか、そもそも台風上陸って一体何なの? という気がするのですが、どうなんでしょう? 定義では、台風の中心が海岸に達したところ、ということだそうですが、台風ってそもそも真円じゃないのに、その中心といわれてもなんだかなあ、という気もいたしますし、災害との関係で言えば中心がどうこうより暴風圏の範囲や強い雨雲がいる場所の方が重要だと思いますし、正直、そんなことで争うなんて不毛だと思うのです。第一、ネットではアメリカ海軍の台風情報 http://www.nrlmry.navy.mil/tc_pages/tc_home.html もあって、その気になれば簡単に一般のヒトでも気象庁とは違う台風の進路予測情報を入手できるわけで、気象庁が考えているような一元化などハナからありえない話です。私などは、台風のときはその両方を見比べて、当たった、外れた、などと楽しませてもらっていますが、今回の18号だって、上陸直前の予報ではアメリカ海軍の方が進路が結果的に正しいところを差していたと記憶していますし、そんなに一元化をしたいなら、まずはとにかく予報を外すな、と少々ごねてみたくもなります。
この時代、いろんな情報がいろんなソースから実に容易に集められるのですから、互いに切磋琢磨して少しでも正しい情報を出し、信用を勝ち取って行くことこそが、ユーザーの望む姿なのではないでしょうか? 気象科学のプロ集団であるはずの気象庁がそんな官僚思考していたら、信用を醸成することは難しいんじゃないか、と思いますよ。
さて、ついこの間大騒ぎしたのが懐かしい限りですが、台風18号の上陸地点を巡り、気象庁と民間の気象予報会社ウェザーニューズ社とで争いが起こっているんだそうな。事の発端は、気象庁が台風上陸の早朝午前5時過ぎに「愛知県の知多半島付近に上陸」と発表したのに対し、ウェザーニューズ社が1時間前に「三重県志摩市に上陸した」と、携帯電話サイトの登録会員にメールを送り、公式サイトにも掲載したという話。ウェザーニューズ社はその後も「伊勢湾を通過」「知多半島に再上陸」といった情報を発信し続けたんだそうです。
気象予報はずっと気象庁が独占していたのですが、平成7年に自由化され、ウェザーニューズなどの民間企業が参入してきています。ただ災害現場で無用な混乱を招く可能性があるとして「防災情報は一元化が重要」とのことで、予報業務の許可条件には、「台風の進路等に関する情報は、気象庁の情報の解説の範囲に留める」と記されているんだそうな。
今回の同社の上陸情報が、果たしてこれに抵触する「台風の進路等に関する情報」に当たるのかどうか、が問題とのことですが、気象庁は台風の上陸情報、現在位置も「進路等に関する情報」と判断したんだそうです。
うーん、正直、あれだけでかい台風になったら、津に上陸しようが知多半島に上陸しようが大して違いがないというか、そもそも台風上陸って一体何なの? という気がするのですが、どうなんでしょう? 定義では、台風の中心が海岸に達したところ、ということだそうですが、台風ってそもそも真円じゃないのに、その中心といわれてもなんだかなあ、という気もいたしますし、災害との関係で言えば中心がどうこうより暴風圏の範囲や強い雨雲がいる場所の方が重要だと思いますし、正直、そんなことで争うなんて不毛だと思うのです。第一、ネットではアメリカ海軍の台風情報 http://www.nrlmry.navy.mil/tc_pages/tc_home.html もあって、その気になれば簡単に一般のヒトでも気象庁とは違う台風の進路予測情報を入手できるわけで、気象庁が考えているような一元化などハナからありえない話です。私などは、台風のときはその両方を見比べて、当たった、外れた、などと楽しませてもらっていますが、今回の18号だって、上陸直前の予報ではアメリカ海軍の方が進路が結果的に正しいところを差していたと記憶していますし、そんなに一元化をしたいなら、まずはとにかく予報を外すな、と少々ごねてみたくもなります。
この時代、いろんな情報がいろんなソースから実に容易に集められるのですから、互いに切磋琢磨して少しでも正しい情報を出し、信用を勝ち取って行くことこそが、ユーザーの望む姿なのではないでしょうか? 気象科学のプロ集団であるはずの気象庁がそんな官僚思考していたら、信用を醸成することは難しいんじゃないか、と思いますよ。