かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

1年経ってどれだけ進んだのか、はたまた進んでいないのか。

2012-03-11 20:33:46 | Weblog
 二晩目が明けて、胃の方は特に意識されるようなものはなくなりました。朝食の時に一度だけキューッと軽い胃痙攣のような痛みを感じましたが特にそれ異常何が起こるということもなく、薬も飲むのをやめて様子見をしています。食べ物だけはおかゆにしていますが、明日も問題なさそうなら、とりあえず量に注意して普通に食べてみようかと思っています。

 さて、今日はなんといっても大地震1周年の日。あれからもう1年たつんですね。どうもあまり実感がわかないのですが、それは自分の住む場所から遠い東北の話だからなのか、あるいは復興があまりに遅々として進まないために、未だ震災から日が浅いかのように錯覚するからなのか、多分他にも色々理由は有りそうな気はしますが、とにかく現実問題として1年経ったのは間違いなく、そのことをせめて天皇陛下の追悼のお言葉でもかみしめて、感覚の齟齬を矯正したいと思います。

 それにしても、阪神大震災の時、1年後は果たしてどうだったか、実のところあまり良く覚えていません。ブログはまだこの頃には付けていませんし、日記も書く習慣が無いので、地震当日のことならまだしも、1年後の事となるととんと記憶から汲み上げることができないのです。ですから、今、1年経った所で復興の進捗が15年前と比べて早いのか遅いのかを判断できませんし、そもそも、今、東北の復興はどの程度進んでいるのかあるいは停滞しているのかが判る情報が入ってきているような感じがしません。テレビも新聞も見なくなった弊害かもしれませんが、ネットでも震災1周年がそんなに大きく取り扱われているようには感じません。単に私のアンテナの感度が悪すぎるだけなのかもしれませんが、なんとなく不気味な感じもします。
 1年前の大破壊について忘れないようにしよう、という話は大事だと思うのですが、その一方で、この1年でどれだけ現地の再建が成し遂げられたのか、それが早いにつけ遅いにつけ、現地の客観的な状態が判るような報道がもっとあってもいいんじゃないか、と思いました。
 でも、復興が遅いとか瓦礫の処理が進まないとか復興庁が交付金を出し渋っている、なんていう話を見ると、やっぱり相当遅いのかもしれないな、という印象は強く感じてしまいます。印象ではなく、数字があればいいんですが。

コメント
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