今日3月22日は『世界水の日』だそうです。1993年の国際連合総会で決まったとのことで、国連加盟各国でこの日に関連する活動を企画するよう薦めており、国連の諸機関も色々やっているんだそうです。世界の人口が増える中、2025年には世界の3分の1のヒトの分安全な飲料水が不足するかも、という事態になりかねないとのことで、それに異常気象が拍車をかけているのだとか。我が国は幸いにして水にはそうそう困らない土地柄であり、また浄水能力も高度な科学文明の恩恵を受けてほぼ完璧に安全な水が潤沢に入手できますが、それでも毎年のように早明浦ダムの枯渇が話題になる四国はもちろん、このへんでも夏には干ばつで野菜などが高騰する、なんてのはそれほど珍しくなくなっているのは確かです。 そんな日本の現状を鑑みると、水の日はもっと夏の頃にしてもらったほうが実感が湧く気がするのですが、世界的には今日のほうがイメージしやすかったりするのでしょうか。
その昔、4年間香川県に住んでいた時は、幸いなことに早明浦ダムも渇水になることもなく、水にはそう困ることなく過ごすことができましたが、今の職場にきてから、何度か水不足に悩まされることがありました。山の中で、近所には200万トンだか水を貯めているダムもあって水にはそう困らないはずなのですが、飲み水などは水道が引かれているわけではないので、専用の井戸を掘って底から水を汲み上げ、貯水槽にためて使っています。その組み上げポンプが時折故障して新しい水が上がってこなくなると、貯水槽に残った水だけが頼りになります。その水が無くなるまでにポンプが修理できるかどうかが鍵で、少しでも延命させるために、トイレは使用禁止もしくは潅水用にダムから引いている水で手動流し、飲水は極力控え、場合によっては家から持参する、なんていうことになるのです。一度でもそんな日を経験してみると、飲めるレベルの水というのがどれほど大事なものかが理解できるというものです。
それでも、世界からするとそんなダムに溜まったそう綺麗でもない水よりもはるかに汚染された水をそれもほんの僅かしか使えない人達もいるわけで、中国などがしきりに我が国の水源地を買いあさっている、というのも、事情くらいは理解出来ないこともない、と思ったりもします。もちろんそんな国土を切り売りするようなことは断じて許したくはありませんが。
その昔、4年間香川県に住んでいた時は、幸いなことに早明浦ダムも渇水になることもなく、水にはそう困ることなく過ごすことができましたが、今の職場にきてから、何度か水不足に悩まされることがありました。山の中で、近所には200万トンだか水を貯めているダムもあって水にはそう困らないはずなのですが、飲み水などは水道が引かれているわけではないので、専用の井戸を掘って底から水を汲み上げ、貯水槽にためて使っています。その組み上げポンプが時折故障して新しい水が上がってこなくなると、貯水槽に残った水だけが頼りになります。その水が無くなるまでにポンプが修理できるかどうかが鍵で、少しでも延命させるために、トイレは使用禁止もしくは潅水用にダムから引いている水で手動流し、飲水は極力控え、場合によっては家から持参する、なんていうことになるのです。一度でもそんな日を経験してみると、飲めるレベルの水というのがどれほど大事なものかが理解できるというものです。
それでも、世界からするとそんなダムに溜まったそう綺麗でもない水よりもはるかに汚染された水をそれもほんの僅かしか使えない人達もいるわけで、中国などがしきりに我が国の水源地を買いあさっている、というのも、事情くらいは理解出来ないこともない、と思ったりもします。もちろんそんな国土を切り売りするようなことは断じて許したくはありませんが。