かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

またも万超えの花粉量記録! でも、これってさすがにどこかオカシイのでは?

2013-03-30 21:57:15 | Weblog
 今日は家人にせがまれて昼間中車であちこち買い物などに付き合い、一日、東に西に運転しておりました。あまりの暑さに我慢ならず、途中から窓を開けて走っていましたが、多少目が痒くなったくらいでくしゃみなどは大丈夫でした。暑さの中、マスクだけは外さずにいたのが良かったのでしょう。でも、さすがは今日の天気、走り回ったところは多少はマシでしたが、職場のある吉野の方は、またまた半端ない花粉量が記録されていました。
 環境省花粉観測システムによる、今日の吉野地方(観測場所:吉野保健所)の、空気1立方メートルあたりの花粉数の結果。
4時 20401
9時 35161
10時 38236
11時 23956
12時 12008

なんと、1日のうち5時間が1万超え。更に10時には38000とこれまでの記録を軽く凌駕する超大規模飛散! あまりの数値に思わず他の大飛散地の記録をあさってみましたが、どこもせいぜい2000弱止まりで、明らかにここだけ飛び抜けています。なのに、ここだけは昨日の午後7時から午後4時まで、延々1千超えの状態が続くという異常事態になっていました。さすがは木の国吉野だとちょっと感心したりもしたのですが、さて、本当にこの数字、正しいデータなのでしょうか? さすがに周囲とあまりにかけ離れているのがどうにも疑わしい気がするのです。測定装置が故障しているのか、はたまた花粉を盛大に吹き出すスギ・ヒノキがセンサーのすぐ近くにあって、高濃度の瘴気ならぬ花粉が常に噴出しているところに測定装置が置かれているとか、設置場所に問題があるのか、あるいは花粉じゃない「なにか」をセンサーが拾ってしまっているのか・・・。他の観測地点とあまりにかけ離れた数値が生まれる原因が何処かにあるんじゃないかと私には思えてなりません。
 そう感じるのは、昼間の花粉量だけじゃなくて、夜にもものすごい数の花粉が観測されていることが理由としてあげられます。通常、花粉は朝気温が上がってくるとともに放出が開始され、夕方、気温の低下とともに空気中の花粉が落下してきて、地上付近の濃度上昇が起こる、とされています。まあ一晩中すごい風が吹いていたりしていつまでも落ちてこない、という状況になれば夜中の花粉量が多いこともあるでしょうが、それなら他の地域だって条件は同じで、夜中から花粉が盛大に観測されていないとオカシイ話です。もし観測装置もしくは観測場所に問題があるのなら、環境省には早急に手立てを講じて貰いたいのですが、さて、果たしてこの異常値を環境省は認識しているのかどうか。


コメント
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