かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

杉の雄花を狙い撃ちして花粉が出る前に枯らしてしまう夢の技術が研究されていますが、果たして?

2013-03-18 21:43:10 | Weblog
 体調はその後特に悪化もなく、平易に推移しています。この分だと、先日のような発熱とか寝こむというような事にはならなさそうです。ただ、くしゃみが頻繁に出るようになったのと鼻水が気になりだした、要するに花粉症症状が出てきていますが、体調が悪化すると乳酸菌を少々身体に入れたくらいでは抑えが効かなくなるのでしょうか。とりあえずこれ以上悪化しないように警戒を厳にすることと、場合によってはここで抗ヒスタミン剤を一回使って強制的に抑えてしまうのも手か、とも思います。休みもありますし、眠気が出てもとりあえず懸念はないはずなので、一度くらいなら使ってもそう実害はないでしょう。
 花粉症といえば、ニュースで杉の雄花を枯らす新たな花粉症対策が、つくば市になる独立行政法人森林総合研究所で開発されたそうです。なんでも、杉の雄花が開く前にその雄花を枯らすカビの胞子をふりかけるのだとか。この秋にも、安全性や生態系への影響を調べる大規模なテストが実施される予定だそうです。うまく行ってくれればとりあえずスギ花粉は心配なくなるかもしれません。でも、杉は我が国の森林面積の18%、450万ヘクタールもあるそうです。雄花を枯らすのにどれだけのカビ胞子がいるのか知りませんが、そんな杉林全部に撒けるだけのカビをどうやって準備するのか、また実際にどうやって撒くのか、その経費や労力を想像すると気が遠くなるばかりです。そもそもカビは毎年撒かないといけないのか、数年に一回でいいのか、というのも気になる所。いずれにせよ実用化まではまだまだかかりますし、それが現実的な手段となりうるかどうか、というのも正直な所怪しいと踏んでおいたほうがよさそうな気もするこの研究。とにかく実りある成果を上げてくれることをただただ祈るばかりです。

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