金星探査機「あかつき」、最後の難関は近日点通過時の「猛暑」なのだとか。

　筋肉痛はほぼ解消されましたが、右手人差し指の包丁傷はまだ絆創膏を巻きっぱなしで、キーボードを叩くことができません。勢い、中指と薬指でカヴァーする変則的なキータッチになっていますが、打ち間違いが多めに発生する以外は案外何とかブラインドタッチに近い形で打ち続けることができています。一方、昨日は鉛筆も箸も傷に響くので持ちにくくて困りましたが、今日はそれくらいなら特に問題なく扱えるようになっていました。一応どうやら差し支えないくらいには傷が塞がったみたいなので、今日は風呂あがりにでも絆創膏を外して様子を見てみるつもりです。

　さて、今日こそ、と期待していた夕立は、うちから１０キロほど南東で盛大に降って、こっちにはゴロゴロと不機嫌な雷だけ鳴らしただけで終わり、という、ここ数日と同じ腹立たしい肩透かしで終わってしまいました。期待の熱帯低気圧も不発になりそうで、結局まだしばらくこの暑さと対峙しなければなりません。
　明日こそは一雨欲しいと思いますが、多分また肩透かしを食らうことになるのでしょうね。

　ところで、機器故障で軌道投入に失敗した金星探査機「あかつき」の再投入計画、７月中旬からの断続的な細かい軌道修正の末、どうやら成功まであと１歩というところまでこぎつけたみたいです。金星到着予定は１２月７日。残る課題は、８月下旬に太陽に接近する近日点通過だけなのだそうです。これまでにも既に８回近日点を通過しており、機体には過度な熱がかかっているとのことで、機器の劣化が心配されていますが、結局地上からできることは何もありませんし、さしものJAXAも、ただひたすら無事を祈るばかり、なのだとか。まあこちらの「猛暑」は桁が大分違う灼熱地獄なのでしょうが、何とか熱中症？　にならないよう乗り切って、金星の情報を伝えて欲しいものです。