今日は一日雨模様の天気、というかここ数日天候はいつも湿りがちで、一頃の苛烈な日射が嘘のようです。まあジメジメして不快感はあの暑熱とあまり変わらないように感じられるのが困った話ですが。
さて、種子島宇宙センターから、無人補給機「こうのとり」5号機を搭載したH2Bロケット5号機が打ち上げられ、打ち上げ15分後には、無事地球周回軌道にこうのとりが投入され、打ち上げ成功が確認されたとのことです。これで成功は5回連続、この所、アメリカやロシアで失敗が連続していただけに、今回の成功はさすが日本の技術、と誇らしくなります。ただ、政府内には、国際宇宙ステーションに参加するための我が国の費用負担約400億円/年に根強い批判があるそうです。このうちの大部分はこうのとりの打ち上げ費用だそうですが、文部科学省は、お金のかかる現行機種は9号機までとして、2021年頃をめどに、現在約200億円かかっているこうのとりの製造・運用費を半額の100億円程度に押さえることが可能な改良型を出し、ロケットについても、1基100億円かかるH2から、50億円程度で打ち上げ可能なH3を開発するとのことです。
コスト削減は確かに重要なテーマですし、その削減目標を掲げるのは、研究開発としてそう間違ってはいないと思いますが、こうのとりに200億円、ロケットに100億円かかっているのはかかっているだけの理由があるわけですし、あまりそれに囚われすぎて、結局信頼性の低いものを作って安物買いの銭失いになるような事だけは避けて欲しいです。信頼性を下げて低コスト化するような馬鹿な真似はしないように、新型機は信頼性を確実に押さえつつ、かつ可能ならコストを下げる、というくらいのスタンスで開発して欲しいですね。訳の分からない国立競技場でさえ、元首相はたった2500億円位出せないのか? とのたまったそうですが、はるかに重要な宇宙開発にたかが400億円位出せないのか? と私は申し上げたいです。
さて、種子島宇宙センターから、無人補給機「こうのとり」5号機を搭載したH2Bロケット5号機が打ち上げられ、打ち上げ15分後には、無事地球周回軌道にこうのとりが投入され、打ち上げ成功が確認されたとのことです。これで成功は5回連続、この所、アメリカやロシアで失敗が連続していただけに、今回の成功はさすが日本の技術、と誇らしくなります。ただ、政府内には、国際宇宙ステーションに参加するための我が国の費用負担約400億円/年に根強い批判があるそうです。このうちの大部分はこうのとりの打ち上げ費用だそうですが、文部科学省は、お金のかかる現行機種は9号機までとして、2021年頃をめどに、現在約200億円かかっているこうのとりの製造・運用費を半額の100億円程度に押さえることが可能な改良型を出し、ロケットについても、1基100億円かかるH2から、50億円程度で打ち上げ可能なH3を開発するとのことです。
コスト削減は確かに重要なテーマですし、その削減目標を掲げるのは、研究開発としてそう間違ってはいないと思いますが、こうのとりに200億円、ロケットに100億円かかっているのはかかっているだけの理由があるわけですし、あまりそれに囚われすぎて、結局信頼性の低いものを作って安物買いの銭失いになるような事だけは避けて欲しいです。信頼性を下げて低コスト化するような馬鹿な真似はしないように、新型機は信頼性を確実に押さえつつ、かつ可能ならコストを下げる、というくらいのスタンスで開発して欲しいですね。訳の分からない国立競技場でさえ、元首相はたった2500億円位出せないのか? とのたまったそうですが、はるかに重要な宇宙開発にたかが400億円位出せないのか? と私は申し上げたいです。