かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

いずも級2番艦は「かが」に! なんと、旧空母の名前が使われた?

2015-08-27 22:12:50 | Weblog
 今日は久しぶりにしっかりとした日差しが出て、日向ではかなり暑い一日でした。ただ、日陰に入ると、流れている風は割合ひんやりとして、かつての苛烈で過酷な熱気はさすがにもう感じられません。来週から秋雨前線の影響でぐずついた天気が続きそうなので、週末までの好天気が貴重になってきますね。

 さて、海上自衛隊の新鋭護衛艦、出雲級の2番艦の進水式が、建造所である神奈川県のジャパンマリンユナイテッド磯子工場で行われ、「かが」と命名されたとのことでした。一番艦が「いずも」ですから、てっきり「いわで」か「にっしん」とかではないのだろうか、と思っていたのですが、ここへ来ていきなり航空母艦の名前が使われるとは、ちょっと驚きました。とはいうものの、このクラスは旧国名でシリーズ化されるのだろうとすると、「かが」も当然ありになります。空母加賀も元々は戦艦として建造され、ワシントン海軍軍縮会議で戦艦の数が制限されたことから一旦廃艦と決まり、空母になる予定だった巡洋戦艦天城が関東大震災で修理不能の損傷を受けたためにかわりに空母に改造されることになっただけですから、かが=空母の名前ではない、と言えないこともありません。とは言えなんといっても日本を代表する大型空母の一隻だったわけですし、他にも使えそうな国の名前が色々あるのに敢えてこの名前にしたところに、防衛省の思いというか念というか、何か単純ならざるものが込められているのかもしれません。これから艤装に入って戦力に成るのは2017年だそうですから、しっかり作り上げて御国の四方を護るくろがねの浮かべる城として活躍して欲しいです。

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