かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

花紀京逝く! 関西の偉大なお笑いの光が、一つ完全に消え去りました(合掌)。

2015-08-06 23:10:22 | Weblog
 昨日まで右手人差し指の傷口をしっかり保護していた絆創膏を、今日は取り外しました。もともと肉を切ったわけではなく、いわば無理やり一部の爪を剥いでしまった、というような怪我だったためか、見かけほど重症というわけでもなかったようです。もっとも、綺麗に詰めが元通りになって完治するまでには、ただの切り傷などよりよほど時間がかかりそうですが。それはともかく、絆創膏も外したので、キーボードも恐る恐るではありますが、右手人差し指も使って叩いています。調子に乗って勢いよくキーを叩くと少し指に響きますが、概ね何とかブラインドタッチでいつもの様に叩いても行けそうです。むしろ、いまだ痛みが残る左手中指のほうが面倒だったりします。後はゆるゆる爪が伸びてくるのを待ちつつ、この衝撃に慣れていく必要がありますね。

 さて、お笑い俳優の大御所花紀京さんが、5日午後7時44分、入院先の大阪市内の病院で亡くなりました。享年78歳。吉本興業創成期に現在の漫才のスタイルを確立した巨星「エンタツ・アチャコ」の横山エンタツさんの次男として生まれ、岡八郎との名コンビで新喜劇の全盛期を創り上げた、お笑いのサラブレッドです。彼らに加え、船場太郎や原哲男といった黄金期のメンバーが抜けた後、長らく新喜劇は衰退・吉本興業も随分苦しい時代を過ごしたようですが、その後の復活も、花紀京さんら、先達の業績無くしてはありえなかったでしょう。確かな昭和の光が、また一つ消えました。これからも多くの訃報を聞くことになるのは間違いないにしても、花紀京逝去の一報以上の衝撃的な訃報は、関西人には中々無いのではないでしょうか。なにはともあれ、ご冥福をお祈り致します。文字通り腹がよじれ息ができなくなるほどの笑いをもたらしてくれてありがとうございます。

コメント
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