昨日の夜未明、隣村の明日香で19歳の男3女2の5名が乗った乗用車が橋の欄干に衝突し、亡くなった事故がありましたが、全員が我が家から目と鼻の先にある中学校の卒業生で、近所に住んでいた青年たちであることが判り、ちょっとばかり衝撃を受けております。面識はありませんが、ほんの数年前まで、登下校する姿を目にしていたであろう子どもたちが、もっと言えば更にその数年前には小学生として集団で登下校していたであろう子どもたちであり、それが一晩のうちに亡くなるというのが、なかなか簡単には信じがたいことでした。事故があった道路も、それなりによく通る道で、夜でもそんなに危ないと感じるようなことはない場所で、ゆるやかなカーブはありますが、その辺り一帯は信号がほとんどなく、その気になれば七〇や八〇は余裕で出せるくらいスピードは出やすい道路ではありました。報道で知る限りでは、衝突した橋の欄干の手前数十mで横転し、そのまま滑走して欄干に突っ込んでいったとのことですが、いくら重心が高い四駆のSUBで五人定員乗車だったとはいえ、あんな走りやすそうなゆるいカーブで横転するとは、どれだけスピードを出していたのでしょう? 小動物でも飛び出してきて、とっさにハンドルを切ってしまったとかしたんでしょうか? 何にせよ、ほんの少し方向がずれていたら、川に落ちるか田んぼにハマるかして死ぬ事まではなかったかもしれないのに、これも運命と呼ぶより無いのかと思うと、なんとも痛ましい気がしてきます。
せめて同じ町の住人として、故人の冥福を祈ることに致しましょう。
せめて同じ町の住人として、故人の冥福を祈ることに致しましょう。