かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

社民党はまず何よりかつての大政党から落ちぶれたことを反省すべきだと思います。

2015-08-25 20:25:55 | Weblog
 台風は足早に九州を引っ掛けて日本海に抜けて行きましたが、その影響はいまだ残り、今、三重県でものすごい雨が降り続いているようです。アメダスのデータを見てみましたら、三重県南部の宮川で、昨日の22時から今日の20時までの雨量が667ミリ、今日14時からだと458.5ミリ、20時までの1時間だけで99ミリと、なかなか想像しがたい集中豪雨が続いています。しかし、時間雨量20ミリでも大概すごい雨だ、という感じなのに、休みなしで7時間以上時間あたり平均雨量60ミリを超える雨が降りっぱなし、というのは、ちょっと想像を絶します。ちょっとした川なんてあっという間に決壊したりするんではないでしょうか? この雨、まだ明日朝まで続くらしいのですが、直撃したわけでもないのに、上陸地点からこんなに離れたところで大雨を降らせるとは、台風15号はまれに見る恐ろしい台風だったようです。

 さて、社民党の福島瑞穂氏が、24日午後の参院予算委員会で、「何百年たとうが謝らなければならないことはありますよ!」と安部首相を追及したのだそうです。70年談話に噛み付いたとのこと、このヒトはまあ難儀な人だとは思っていましたが、言うに事欠いてなんと馬鹿げたことを言い出すのか、さすがに呆れるよりありません。ごく単純に言っても、我々は元寇の被害について中国やその手先となった朝鮮に対して謝罪を要求できるんでしょうか? 氏の理屈なら、中国や南北両朝鮮は謝罪しなければならないはずですが、あるいは当時は民族の違う元だったから現中国は謝罪する必要なし、としても、だったらモンゴルに謝れといえるんでしょうか? 自分が何を言っているのか、政治家なのですからもう少し良く考えて発言すれば良いのに、イデオロギーにどっぷり浸かってまともに使えない頭になってしまっているのかと疑うレベルの言葉づかいではなかろうかと思われます。そんなこんなの積み重ねが、かつて自民党と競り合い、野党第1党として拮抗した勢力を誇った一大政党をこの体たらくにまで墜落させてしまったんじゃないか? という事を、もっと本気になって反省すべきでしょうね。もはや手遅れというより無いかもしれませんが、本気で与党・政府に噛みつきたいなら、せめてその牙を現実に少しは突き立つよう研ぎ澄ます努力をされるべきでしょう。己の今を顧みて、情けない、見苦しいとは思えないのか? と心から疑問を感じます。


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