かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

変な流行が口コミで広がったりする一方で、マスコミの国民扇動力は随分衰えてしまったのかも?

2015-08-22 22:59:40 | Weblog
 ひょっとして、今度という今度は再戦ありか? と思っていた朝鮮半島情勢でしたが、結局、板門店の韓国側施設「平和の家」で韓国と北朝鮮の高官が会談、緊張緩和に乗り出す、という事になり、現時点でまだ、「北朝鮮発砲!」とかいうような号外は流れておりません。毎度のごとく、口撃のみで終わりそうな塩梅ですが、奇襲をかけるために、一旦緩和ムードを醸成してその隙を突く、何て言うような事を考えているかもしれませんし、しばらくは注意を払う必要がありそうですね。

 さて、去年の今頃は「アイスチャレンジ」なる奇妙な風習が随分もてはやされ、猫も杓子も氷水をぶっかぶってそれを動画に撮ってネットに流すのが流行しましたが、今年に関しては、その手の不思議な流行りものは出てきてないようです。あの「アイスチャレンジ」がどうしてあんなに流行ったのか、自分との感性が違いすぎるせいか、私には未だに謎でよく判らなかったりするのですが、世の中、時折訳の判らない事やモノが一世を風靡することがあるのは、特段珍しいことでもありません。流行り廃りは世の常ですし、蓼食う虫も好き好きですから、訳が分からなかろうと、何らかの共有する気分なり空気なり理念なりがあるということなのでしょう。
 国会前で大学生がハンストやデモ(?)したりしているそうですが、我々よりももう少し上の世代が国会前を埋め尽くしたような、数も勢いも熱気もそれらには感じられず、残念ながら、流行りとはいえないレベルで終始しているように感じられます。一部マスコミは大々的に取り上げているようですが、煽るには到底力が足りない気がします。
 もはやメディアがその流行を生み出し支える力になる事は、もう無いのではないでしょうか? これは国民が変わったからなのか、メディア側が稚拙になってかつてほどの説得力や影響力を駆使できなくなっているからなのかは判りませんが、10年一日のごとく煽る手法に進化がなければ、衰退もむべなるかな、です。かつて、メディアの煽りを受けて日本は戦争への道を一気呵成に突き進み、思い切り痛い目を見ましたが、メディアの煽り力が衰えているのだとしたら、過去のあのような失敗は、少しは避け得るのかも、と希望的に見られそうです。

コメント
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