かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

およそ100年前から調査・研究されているのに、まだ新しい発見があるなんて驚きです。

2015-10-02 21:27:07 | Weblog
 昨夜から今朝にかけて、時間は判りませんが、未明にすさまじい風が吹き、思わず外の音で目が覚めました。台風の時でもそうなかったように感じられるすごい音でしたが、朝、外を見まわっても、別段、街路樹の折れた枝が散乱しているとか、自転車や何やらが倒れているとか言うようなこともなく、いつもの朝と変わりない光景があるばかりでした。してみると、あれは夢だったのか? あるいは、単に静かな夜中のことで思いの外音が大きく響いていただけなのか、とにかくその時起床して外の様子を確認していない以上、もはや謎でしかありません。台風並みに発達しつつある低気圧の移動とそこから伸びる寒冷前線の通過で荒れた天気になる、という話は聞いておりましたから、それに影響されてちょっとした物音をすごい風が吹いている、と勘違いして夢を見た、ということなのかもしれません。いずれにしても、安眠を妨げられたのには違いなく、ちょっと今日は(今日も?)寝不足気味です。

 さて、エジプトの王家の谷にあるツタンカーメン王の墓からに2つの隠された部屋が発見され、その1つには、伝説の王妃、ネフェルティティが埋葬されている可能性が出てきた、というニュースを見ました。高解像度スキャン画像を分析し、ツタンカーメン王の埋葬室に、2つの部屋につながる入り口があることが判明したとのことで、エジプト政府は、今後3カ月以内に、地中のレーダー探査を行い、部屋の有無を確認する予定なのだそうです。
 ツタンカーメン王の墓なんて発見・発掘されてもう93年にもなるのに、未だこうして未知の情報が出てくるなんて、実に驚きの話です。本当に新たな発見が生まれるのなら、早くその成果を見てみたいものですが、まずは年内に行われる予定のレーダー探査の結果が発表されるのを待つばかりですね。
 ひるがえって我が国の天皇陵については、その被葬者との整合性がとれないでいるのが明らかになっているのにもかかわらず、未だに調査することができないでいるというのはなんとも歯がゆいばかりです。宮内庁は、皇室、国民の崇拝の対象で現に祭祀が行われているため、調査を認めるべきではない、という姿勢ですが、宮内庁にそう意思表示した人間がどれだけいるのか、わかったもんではありません。私個人で言うならば、勝手に人の意見を忖度するのはやめてくれ、と言いたいところですが、まずは皇室と国民に調査の是非を問うことが必要かと思います。我が国のルーツを探る上で重要な情報が眠っている事が期待される天皇陵の発掘調査ができる日を、心待ちにしてやみません。

コメント
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