かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

傍若無人に口の中や目に飛び込んでくる羽虫が無数にやって来るのは悪夢でしか無いですね。

2015-10-17 22:38:21 | Weblog
 今日は午後に雨の予報でしたが、地面も濡れない程度の雨粒がパラパラっと降ってきただけで、ほとんど雨とも呼べないまま終わりました。明日の自治会活動にテント張りをしていたので、懸念の雨がこの程度ですんで本当に良かったです。明日は朝から上天気だそうですし、多少は濡れたかもしれないテントも、明日の片付け時には大体乾いていることでしょう。
 
 さて、そろそろ洗濯物を干すと小さなマルカメムシが特に白い服にたかってきて、知らずに着てもぞもぞ動かれて絶句したり臭いにおいを撒き散らしたりして大変面倒になる季節になってきました。冬眠する場所を求めて飛び回っているわけですが、中にはちゃっかりサボテンの温室に紛れ込み、水をやるたびに驚いてあの青臭いにおいを温室内に充満させる事もあって、中々憎々しげな輩となります。ただ、その数は多いと言ってもせいぜい洗濯一回で十数匹ほどで、大半はそれを想定して取り込み前にしっかり叩いてあらかた落としておきますから、実害としてはそれほど大きなものにはなりません。
 しかし、今、北海道では「雪虫」という名前の小さな羽虫が、まるで深い霧のように見通しが悪くなるほど大発生して市民を混乱させているそうです。こちらでも、夏頃に水田端などで蚊柱が立って、不用意に自転車で突っ込んだりするとえらい目に会うのですが、写真で見る限り北海道のそれはこちらの蚊柱を数倍濃密にした上で、更に辺り一帯全面的に覆い尽くす位のトンデモレベルの発生量のようです。こんな虫密度の高い中、眼や鼻、口を露出して歩こうものなら、ほんの数mも行かぬうちに息はできないは目は開けられないわでまともに移動することもできないでしょう。雪が降る前に産卵場所を求めて飛び回るのだそうですが、冬に入る前の季節の風物詩とはいえ、なんともはた迷惑な虫が居たものです。まあチャドクガのように毒を持ってないだけマシ、というものなのかもしれません。こんな状態で飛んでるのが毒持ちでかぶれたり痛みを覚えたりするようなやつだったとしたら、とてもヒトの住めるところではなくなっていたことでしょうし、短い間不快な思いをするのは、それで済んでよかった、と言えることなのかもしれません。

コメント (2)
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