かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

トルコ旅行出発からちょうど1年。記憶とは、苦労は忘れ楽しかったことばかりが残るものなのですね。

2015-10-08 22:02:01 | Weblog
 今日は秋晴れの快晴を期待したのに、ずっと曇りがちの一日でした。空気もやたら冷たいし、まるで空模様だけ見ていたら冬に突入したような感じです。もちろん真冬よりはずっと気温は高いのですが、10月初旬としては低すぎるような。まだこれからようやく秋本番だというのに、もう少し夜も暖かめで推移して欲しいです。

 さて、昨年の今日、生まれて初めてトルコに向けて関空を出発しました。海外には、もう20年以上前にオーストラリアのシドニーに出かけて以来でしたから、生涯2度めの海外旅行でした。時間的にはちょうど今時分、搭乗開始だったはずで、以後12時間かけてイスタンブールのアタチュルク国際空港まで飛び、そこで3時間の乗り継ぎで、地中海のリゾート地、アンタルヤ市への1時間半のフライトをこなしました。これはいわゆる観光旅行ではなく、お仕事のための出張でしたから、イスタンブールだけは少し時間を取って歩き回りましたが結局それっぽいのはガラタ塔に登っただけでバザールにも行ってませんし、もちろんカッパドキアとかトロイの木馬とか言うようないわゆる有名ドコロな観光地には一切行っておりません。そのかわりに、観光目的の日本人ではまず行けないトルコの秘境に分け入って、日本人を始めて見た、何て言うような田舎の人々と互いに通じない言葉を交わしながら笑顔で歓談したりしてきました。11日間の長旅で疲れたのも半端無かったですが、時間が経つとそう言ったしんどかったことなどはあまり記憶に残らず、うまかった食事や見応えのあった博物館や遺跡現場、そして、驚異的だったお仕事関係のところなど、良い思い出ばかりが精錬されて残ってくるみたいで、機会があれば是非もう一度行きたい、などと思ってしまいます。ちょうど、ある冊子でその時の旅行記を書いている関係もあって、写真や動画などをチェックしているために、記憶がより鮮明に蘇ってきているせいでもあるでしょうね。まあ自前で行くとなるとまずもって旅費の算段が大変ですし、行きたいところはいわゆるツアーパックなどにはリストされないような所なのでそう安くもならないなわけですが、それならいっそ、もう一度仕事で行けるように色々と画策してみようか、などと黒いことを考えて見たりも致します。
 それにしても、最近はグーグルマップを使うと、行った先々を航空写真でかなり鮮明に細かく見ることができたりして驚かされます。残念ながらトルコは日本のように街を歩くように映像が観られるわけではありませんが、上空から拡大して泊まったホテルや見学した工場などを見ることができると、改めて細かいところまで記憶が蘇ってきたりしてありがたいものです。トルコでもマップ機能には随分助けられましたし、昔オーストラリアに行った時はただひたすらガイドさんについていくだけだったのが割りと独力でも何とかなってしまうというのが改めて驚かされますね。
 帰国直後に写真を整理してアップしようと思いつつ、その膨大な量に圧倒されて放置しておりましたが、そろそろ流石に整理しておこうかと思いつつあります。
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