かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

宇宙を行ったり来たりするのはまだまだハードルが高いのですね。

2016-03-05 22:46:12 | Weblog
 今日は日差しこそあまりないものの、昨日にも増して暖かな春日和の一日になる、という天気予報は聴いていたように覚えていますが、それにしても、寒いはずの奈良県で最高気温21.3℃(奈良市アメダス)は無いと思います。鹿児島県鹿児島市とこの時期の最高気温が同じだなんて、とても冗談にしか思えません。ちなみに滞在していた東京は16.3℃ですから、大都会より5℃も暖かいというのもまたおかしな話です。今から5月の気温と同じくらいとなると果たして今年の夏はどうなるのか、と心配の一つもしたくなりますが、どうやら来週後半はまた最高気温10℃いくかどうか、という漢気に見舞われるそうで、寒暖の差がより一層激しさを増してくる感があります。風邪を引かないように気をつけないと、と思いつつ、遠出ばかりしていますと色々余計なものを拾ってきてやしないかとびくびくしております。

 さて、4日に、アメリカの宇宙開発企業スペースX社のロケットファルコン9が打ち上げ成功、搭載していた通信衛星を高度4万キロの静止衛星軌道まで運び、軌道に乗せることに成功しました。その後、第1段ロケットを回収し再利用できるようにと、またフロリダ沖600キロの大西洋に展開した台船にゆっくりと下ろす実験(軟着陸)に取り組みましたが、これは残念ながら失敗し、硬着陸になってしまったとのことでした。着陸には失敗しましたが、打ち上げに関しては順調に成功事例を積み上げているようで、宇宙といえばNASAの独擅場だった一昔前と違い、私企業がこうして市場参入してくる時代になったのだ、と思うと感慨深いものがあります。社のCEOも「今回は成功を期待していなかった」としつつも、「次は十分な可能性があると考えている」いうコメントをツイッターで発信しており、あくまでも軟着陸への通過点の一つ、という位に考えているように感じられます。失敗は成功のもと、とばかりに、原因究明と解決に力を注がれるのでしょうね。この分ですと、そう遠くないうちに新たな宇宙往還機が民間企業から生まれてきそうです。日本では宇宙開発は低予算のJAXAしかないのが残念です。
 
コメント
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