かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

東京に2つめの温泉ができるそうですが、お湯は温泉地から運んでくるんだそうです。

2016-03-24 20:58:05 | Weblog
 今日はまだマシでしたが、明日からは本格的な寒波の襲来で、季節が逆戻りするのだそうです。とは言え、陽が高くなり、また日射の時間も伸びているので、朝晩はそれなりに冷えても、お日様さえ出れば昼間はわりかし暖かくなるのが今時分の寒波の様子です。通勤途上で見かける川岸の桜並木も、ぼつぼつ気の早いのから咲き始めてきていますし、一度はずみがつけば少々冷え込んでも開花は止まらないでしょうから、冷えた分長持ちする花になるかもしれません。それはそれで楽しみです。

 さて、築地市場が移転して豊洲に行く、という話は随分前から聞こえていましたが、いよいよこの11月にオープンするとのことで、中々決まらなかった併設される観光施設「千客万来」を運営する事業体が、万葉が代表を務める「チーム豊洲江戸前市場」にようやく決まったとのニュースを観ました。一時は大和ハウスとかも候補だったそうですが辞退されたため、11月には間に合わず、再来年の夏に200の飲食・物販店が並んだ商業ゾーンが店開きし、更に翌年には温泉とホテルが併設されることになるのだとか。今の築地のごちゃごちゃしたなんとも言えない昭和風味の構えはついに片付けられ、今風のおしゃれな空間が新たに設置されることになるのでしょう。それはそれで時代の流れでもありますし、致し方ないところもあるでしょうから今更何も言うことはありませんが、観光地化してすっかり魅力をなくした京都の錦市場とか、その後を追って行きそうな感じもした、この間行った金沢の近江町市場とか、それぞれの独特の世界が醸し出す雰囲気こそが価値だと思う古い人間には、やっぱり残念な話ではあります。
 それにしても東京の埋立地から温泉が湧くのか? と思っておりましたら、お湯は万葉が湯河原の自分ところの源泉から、毎日タンクローリーで運んでくるんだそうです。うーん、これは温泉と言って良いものなのか、ちょっと疑問に感じるところもありますし、そんなに無理して運んで値段とか大丈夫なのだろうか? と思ったりもしたのですが、お台場「大江戸温泉物語」みたいに千メートル以上ボーリングして温泉を掘り当てるのと比べてみると、案外行けるものなのだろうか、とも感じられました。
 いずれにしても温泉はまだ先の話ですし、「大江戸温泉物語」だって興味があって年に3回位は上京していながら中々行けずにいるくらいですから、豊洲の方にも果たして行けるかどうかは判りません。ただ、豊洲には仕事的に関係のある卸売市場があるのですし、ひょっとしたら台場の温泉より先に行くことになるかもしれませんね。まあ楽しみに完成を待つと致しましょう。

コメント
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