今日は雷雨もありうる、という荒れ模様の天気が予報されていましたが、雷が鳴るような事はなく、帰宅時にはすっかり道が乾いているくらいの雨がざあっと15時ごろに降っただけでした。まあひどい雨にならなくて幸いでしたが、雨の後、気温が下がったようで、夜には肌寒さが感じられる位になってきました。この分だと明日朝もそれなりに冷え込みそうです。
さて、2月17日に打ち上げられたX線観測衛星「ひとみ」が、通信途絶状態に陥り、未だ回復していないとのことです。日に数分だけ通信が繋がる時があり、それからするとまだ死んでしまったわけではなさそうですが、NASAの観測によると本来「ひとみ」が居るべき軌道に少なくとも5個の物体があるそうで、その状況から、デブリの衝突で破壊された可能性もあるとのことです。JAXAによると、26日の9時52分までは正常だったとのことで、その後16時40分からは正常に通信を確立できないとしています。また、最後に通信ができていたところまでのデータから、太陽電池パネルの発電量が通常よりも低下しており、太陽の方向を示すセンサーの指示値が正しくない、などの異常が判明しており、何らかの理由で衛星が姿勢を正しく維持できていないようだ、という話です。中には、既に投入された軌道よりも高度が下がっている、という話も出ているようですし、本当にスペースデプリの衝突で壊れたのだとしたら、なんとも悲運と言うよりありません。JAXAでは、なんとか通信を回復させ、状況の把握と回復措置をとろうと頑張ってられますが、予断を許さない状況が続いているようです。
それにしても、宇宙というのは一度打ち上げてしまうと目で見たり手で触ったりできないのがなんとも歯がゆく厄介な話です。まさに手探りというか、電波でしかやりとりが出来ず、それが通じなければ一体どういう状況になっているのか皆目見当がつかないという状態になってしまいます。糸の切れた凧も同然で、全く手が届かなくなってしまうのが改めて理解されます。スペースシャトルでもあれば、近くまで行って観察したり必要に応じて修理してみたり、というようなことも可能なのでしょうが、今はそれもできませんし、あっても衛星一個のために飛ばすほど意味があるのかどうかというのも疑問ではあります。せめて観察とちょっとした修理ができる小型のロボットでも送り込めれば良いのですが。当面はJAXAの頑張りに期待して復活を祈りつつも、そういう万一の時のリカバリーの方法も、いくつかオプションで用意できるようになればいいですね。
さて、2月17日に打ち上げられたX線観測衛星「ひとみ」が、通信途絶状態に陥り、未だ回復していないとのことです。日に数分だけ通信が繋がる時があり、それからするとまだ死んでしまったわけではなさそうですが、NASAの観測によると本来「ひとみ」が居るべき軌道に少なくとも5個の物体があるそうで、その状況から、デブリの衝突で破壊された可能性もあるとのことです。JAXAによると、26日の9時52分までは正常だったとのことで、その後16時40分からは正常に通信を確立できないとしています。また、最後に通信ができていたところまでのデータから、太陽電池パネルの発電量が通常よりも低下しており、太陽の方向を示すセンサーの指示値が正しくない、などの異常が判明しており、何らかの理由で衛星が姿勢を正しく維持できていないようだ、という話です。中には、既に投入された軌道よりも高度が下がっている、という話も出ているようですし、本当にスペースデプリの衝突で壊れたのだとしたら、なんとも悲運と言うよりありません。JAXAでは、なんとか通信を回復させ、状況の把握と回復措置をとろうと頑張ってられますが、予断を許さない状況が続いているようです。
それにしても、宇宙というのは一度打ち上げてしまうと目で見たり手で触ったりできないのがなんとも歯がゆく厄介な話です。まさに手探りというか、電波でしかやりとりが出来ず、それが通じなければ一体どういう状況になっているのか皆目見当がつかないという状態になってしまいます。糸の切れた凧も同然で、全く手が届かなくなってしまうのが改めて理解されます。スペースシャトルでもあれば、近くまで行って観察したり必要に応じて修理してみたり、というようなことも可能なのでしょうが、今はそれもできませんし、あっても衛星一個のために飛ばすほど意味があるのかどうかというのも疑問ではあります。せめて観察とちょっとした修理ができる小型のロボットでも送り込めれば良いのですが。当面はJAXAの頑張りに期待して復活を祈りつつも、そういう万一の時のリカバリーの方法も、いくつかオプションで用意できるようになればいいですね。