かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今や、電子回路無しでは何もできないものなのでしょうか?

2016-03-13 21:44:32 | Weblog
 今日、日曜日は9時頃まで惰眠を貪った後、おもむろに起き出しましたが、たまの休日に朝のまどろみを楽しむのは中々に気持ちのよいものです。健康面では褒められたものではないようですが、寒い中早朝から無理して起きる、心身に緊張を強いるような日をたまにはゆるめてやるのも悪くないんじゃないか、と思います。

 さて、福島原発の事故現場で、溶融した燃料棒の状態を調査し除去するために投入されたロボットが、強烈な放射線で回路を破壊され、原子炉に近づいた途端に停止してしまう状態が続いているそうです。回路部分に十二分な掩蔽措置がなされていないのか、ロボットの大きさや重量等から掩蔽できないでいるのかは判りませんが、機械ですら近づけないというのは本当に厄介な事態になっているようです。それにしても、原子炉付近というのは、そんなにも強烈な放射線が飛び交っているんでしょうか。宇宙空間で太陽からの強い放射線にさらされる環境で様々な電子機器類が動いているのを見ると、なんとなく何とかなりそうな気がするのですが、太陽とは放射線の内容が違うのか、燃料棒だと遠くの太陽より桁違いに放射線レベルが高いのか、どうにも素人には判りにくいところです。どうせニュースにするなら、どれくらいの放射線量でそれは例えば衛星軌道上とくらべてどうかとか、太陽からの距離のどれくらいに相当するか、とか言うような数字でも上げてもらえるとまだ想像しやすそうなのですが、検索したらそれなりに分かりそうではあります。
 それはともかくとして、精密な電子機器だとどうしても弱いのであれば、できるだけアナログなローテクを色々と組み合わせて、所定の複雑な動作を実現する方法を検討してみてもいいんじゃないでしょうか? 江戸時代のからくり人形のように電気も使わず結構複雑な動作をさせる技術が200年も前にあったのですから、現代の工学技術で工夫次第で相当色々なことができそうな気もしますが、やっぱり無理があるんでしょうか?

コメント
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