かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

マスコミの健全化のために、報道される側に抵抗手段があるというのは良いことだと思います

2016-03-18 21:13:42 | Weblog
 今朝はやたら暖かく、一日寒気を感じるような時間はありませんでした。夕方から雨が降り出してきましたが、それでも特に冷気を感じないのですから、大分気候が春めいています。花粉がその分厄介ですが、最近、ネットでワセリンを鼻の中に塗ると花粉症が抑えられるというネタを観ました。ワセリンが花粉をトラップするのか、敏感な鼻の粘膜から保護してくれるのだそうです。そんなことで花粉症がマシになるのなら、ちょっとやってみても良いかな? と思わせるくらい、中々魅力的な話でした。問題はワセリンですね。ワセリンの入手方法、鼻に塗るのに副作用は無いのか、などなど、実施するにしてももう少し調べを進めてからにしたいと思います。

 さて、原子力規制委員会が、鹿児島県の九州電力川内原発の放射性物質観測装置の整備が不十分だと報じ、その後の社説では「避難についてここまでずさんでは、話にならない」と罵倒した件で、事実無根、修正すべしとして抗議していた件で、規制委員会側は、朝日新聞社に対して今後電話取材は一切受けず、対面取材の場合は録音する、という無期限の取材制限措置を通告されたのだそうです
 また、規制委の公式サイトに、「正しくはこうだ!」という内容の見解をアップし、朝日新聞による捏造被害の緩和に努めています。
 まあ妥当な判断ではないかと思いますが、今までマスコミに対してこういうちゃんとした姿勢で対峙した組織なりヒトなりは居なかったというのも思えば感慨深いものです。先日の毎日新聞のムスリムに対する差別捏造などもそうですが、結局取材される側もホームページやSMSなどで「それは違う!」と大勢の人々に主張できるようになったことが、マスコミに対する大きな力になっているのだということをつくづく感じます。マスコミ側は、事あるごとに権力者の腐敗を監視する正義を主張されるたび、マスコミ自身の正しさや腐敗はどう防ぐのか? と思っておりましたが、今やネット上のコミュニケーションが、暴走・腐敗するマスコミに対して監視する役目を立派に果たしうる力を獲得しつつあると信じられるようになってきました。欲しいのは客観的な事実であって、偏向していたり捏造されたりした情報は不要なばかりか危険で邪魔でしかありません。
 マスコミの勝手を許さない国民の監視のもと、しばらくはこの手の騒動が何度か繰り返されるかもしれませんが、こうして掣肘される機会が増えてくれば、さすがにいい加減矯正もされるでしょう。マスコミの方が色々取材する力があり、ノウハウだって何かと持っているはずですから、捏造ができなくなったくらいで滅んでもらっても困ります。是非内部の良識ある人々による自浄作用を積極的に起こして、全体がジャーナリズムの正義に目覚めて欲しいと切に願います。

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