かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

未来の交通機関ハイパーループが、2020年にアラブで実用化されるのだそうです。

2018-05-03 20:32:33 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は19.2℃、最高気温は20.7℃、五條市アメダスの最低気温は16.7℃、最高気温は18.7℃でした。昨日の雨は夜には上がった、と思っていたのですが、23時前にはまた強めに降っていましたし、今朝4時頃目が覚めた時にも、また降っていました。短い時間ですが、断続的に降ったり止んだりしていたようで、結局今日の午前中もまだ雨が残っていました。そんな天気だったせいか、朝の冷え込みこそ無かったものの昼間は一向に気温が上がらず、やや肌寒さを覚える天気に終止しました。明日は流石に晴れてくるようですが、上空に寒気が入り込んでいるそうで、思わぬにわか雨に遭遇する可能性もあるとのことです。明日は定例の和歌山へサボテンを観に行く予定をしておりますが、道中の天候の変化には気をつけねばならないようです。

 さて、アメリカの電気自動車メーカーテスラのイーロン・マスクCEOが提唱する次世代輸送システム「ハイパーループ」が、アラブ首長国連邦で2020年までに開通することが決まった、という報道を読みました。ルートは、2020年開催のドバイ国際博覧会会場と、アール・マクトゥーム国際空港を繋ぐ路線になるとのことで、走行距離は10キロとまずはごく短い距離で開業することになるのだとか。その後はアラブ国内の長距離輸送用に整備されていくそうで、今回の計画はそのテストプラントでも兼ねているのかもしれません。
 ハイパーループは、私が子供の頃の子供用雑誌ではおなじみの、チューブの中を走る車や列車の類ですが、減圧して空気抵抗を減らすことで、最高時速1200キロを地上で実現する輸送装置になります。まあ10キロでは1200キロなんてとても出せないとは思いますが、減圧することでどれ位移動にかかるエネルギーが節約できるかとか、減圧用チューブの建設コストや維持コストがどれ位かかるかと言うようなことを調べるにはちょうどよい手頃さなのかもしれません。10キロでどこまで速度を上げられるか、というのも興味深いですし。
 しかし、さすがにまだ夢物語に近いだろうと思っておりましたが、今回の実用化第1弾がきっかけになれば、案外早くあちこちで建設が進められたりするのかもしれませんね。どうせなら日本でもできればよいのですが。
 しかし10キロとは言え、たった2年で完成まで持っていけたりするものなのでしょうか? 用地買収のような面倒事は無いでしょうし、山あり谷ありの日本と違い整地やトンネル掘りなどの苦労もほとんど無いは思いますが、それでもそんなシステムが2年で組み上がるとはとても信じがたいものがあります。それこそ絶対君主制の強力な権力でもって膨大なリソースを注ぎ込むことが可能なればこそ実現できるのやもしれませんが、とりあえず本当に出来上がって営業を始めるのを見るまでは、眉唾な感じが否めないのが残念です。

コメント
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