かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

桂歌丸ついに逝く。しかしまだ81歳だったとは意外に若かったんだな、と少し驚きました。

2018-07-02 20:07:02 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は25.2℃、昼の最高気温は33.7℃、五條市アメダスの最低気温は20.8℃、最高気温は31.9℃でした。今日も朝からよく晴れてぐっと熱くなってくるかと思っていましたら、昼前には雲が多くなって日差しが陰り勝ちになり、午後3時頃には一天にわかにかき曇って黒黒と暗い雲に覆われ、ごく短時間ですがかなり強烈な雨が降りしきりました。夕方にはそんな気配は微塵もなく蒸し暑くなっておりましたが、これも台風の影響なのでしょうか?
 その肝心の台風は明日夕方、佐賀県辺りを引っ掛けて日本海に抜け、2日がかりで北海道から東北西部のどこかに再上陸しそうですが、かなりゆっくりした動きで雨が物凄いことになりそうです。その影響がこちらまでどれほど及ぶか判りませんが、少なくとも日曜日まで雨模様の天気予報がなされておりますし、梅雨明けはそれを過ぎてから、来週以降ということになりそうですね。

 さて、桂歌丸師匠がついに身罷られました。享年81歳。かなり初期から笑点を見ていた私からすると、落語家というより笑点のヒトという印象が非常に強いのですが、そう考えてみるとあんまりまともにこの方の落語を見聞きしたことがなかったな、と思いました。見てないはずはないのですが、軽妙洒脱な笑点の姿とは一味ちがうその芸風に、幼少時の私は大分違和感を覚えていたのかもしれません。
 いずれにせよ、一世を風靡したのは間違いないですし、笑点がこれほど長寿番組になり得たのも、確実に桂歌丸の存在感が寄与していたことも確かでしょう。
 これでまた一つ昭和の灯が消えた、と思いましたが、よくよく考えてみると、昭和時代の活躍期間より平成になってからの方が長いんですね。かくも長きに渡って第一線で活躍されていたことに感嘆を禁じえませんが、古老と尊ぶにふさわしい人達が、大体は昭和のヒトでありまた平成のヒトでもあることに、今更ながらちょっと驚いてしまいました。次の元号が何になるか判りませんが、今度は、また平成の灯が一つ消えた、などと嘆くようになるんでしょうか。そんな時代を代表するようなヒトが出てくれば良いのですが、私が先達の後を追うまでには、ある程度どうなったか判ったらいいな、と思います。
 何はともあれ合掌。冥福をお祈り致しましょう。

コメント
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