かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

エボラ出血熱ウイルスの新しいワクチンが開発され、その安全性評価が行われるとのことです。

2019-12-05 20:26:49 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は3.1℃、昼の最高気温は12.3℃、五條市の今朝の最低気温は0℃、最高気温は11.3℃でした。本当にジリジリと気温が下がっていきますね。今日も天候としては昨日とほぼ同じで、午前は晴れ、午後は曇りという一日でした。昨日に比べるとやや風が強かった気がしますが、その分こちらも防寒には力を入れているのでそれなりに過ごすことができました。
 明日はどうやら今日までとは異なり、午前中の日差しもなく薄ら寒い一日になる模様です。最低気温はあまり変わらなそうですが、昼間は結構寒く感じるかも。一段と防寒体制を固めて仕事に出かける必要がありそうですね。

 さて、東京大学医科学研究所の研究チームが、驚異的な致死率を示しアフリカで猛威をふるったエボラ出血熱ウイルスのワクチンを開発、サルを用いた試験に成功したことから、今度はヒトに接種して、ワクチンの安全性を確認する臨床研究を今月から開始すると発表しました。海外では既にワクチンがいくつかありますが、重篤な副作用があったり単独では効果が少なかったりと一長一短があるそうです。それに対してこの研究チームが作ったワクチンは、副作用が少なく効果も高いとのことで、健康な成人男子30名に投与し、本当に重篤な副作用が発生しないか、また、確かに免疫力を付与することができるか、と調査するとのことです。
 ところでこのワクチン、報道によると、「人工的に合成した無毒化ウイルスを使う」とあるのですが、まさかひょっとしてアミノ酸を組み上げてウイルスっぽいものを作ったのか? と一瞬ワクワクしたのですが、どうもそうではないようです。
 一応研究所の公式サイトを見に行きましたら、通常の細胞では増えることができず、ある特定のタンパク質を発現する人工細胞でないと増殖しないという変異をもたせたエボラウイルスということのようです。
 また、過酸化水素水によりウイルスの無毒化も実現したとのことで、より一層安全性が高められたワクチンであることは間違いないようです。
 この試験結果が良好であった場合は、最終的にエボラウイルスが猖獗を極めるアフリカでの流行阻止を目指すそうですが、是非研究に成功して我が国への侵入も完封して欲しいです。

コメント
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