かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ボーイング社の新型宇宙船飛行失敗。ただし機体は無事帰還する模様というのが技術の進歩を感じます。

2019-12-21 22:29:56 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は3.3℃、昼の最高気温は11.1℃、五條市の今朝の最低気温は0.3℃、最高気温は12.9℃でした。今朝は冬らしい冷え込みになりましたが、昼間は少し雲が多いながらも晴れ間があって、そこそこ気温が上がりました。おかげで洗濯もはかどりましたが、明日は天気は下り坂で、朝のうちは曇、夕方までには雨が降り出してくるようです。普通雨の前は少し暖かくなるものですが、明日は日差しがないせいか昼間も大分寒々しくなる様子。家に籠もって暖かく過ごすのが一番良さそうな気候になる模様です。

 さて、アメリカの新型有人宇宙船としてボーイング社が開発していた「スターライナー」が、無人で国際宇宙ステーションとのドッキングを行う予定の試験打ち上げに失敗、ドッキングを中止し、地球に帰還することになったとのことです。現在、国際宇宙ステーションへの人員の輸送はロシアに頼り切りの状況で、スターライナーにはそれを打破する目論見がありましたが、今回の失敗で宇宙友人飛行のロシア依存脱却が少し遅れることになりそうです。失敗したのは軌道投入で、原因はスターライナー搭載の時計が正常に同期されていなかったため、燃料を余計に食ってしまって、余裕がなくなってしまったからなのだとか。時間合わせという実に基本的なところで躓いてしまったのが何とも残念な話ですが、それでも打ち上げ自体は無駄にはならず、ロケットからの機体切り離しはうまく行ったようですし、日本時間で明日の夜中にはニューメキシコ州のミサイル実験場にちゃんと帰ってくることができれば、往還機としての能力を示すことができます。NASAとしても、ここは取れるだけのデータを取って次につなげたいところでしょう。
 それにしても、最近はスペースX社やアマゾンのブルー・オリジンなど、民間で宇宙に挑む会社も次々打ち上げやら帰還やらに成功していますし、スペースシャトルの頃に比べたら少しは安全で確実な宇宙飛行が可能になりつつあるんでしょうか? 今回の失敗にしても帰還に成功すれば安全性は十分評価できそうですし、より遠く、より速く、はなかなか実現できなくても、より確実に、はそろそろ現実になりつつあるのかな、という印象を受けました。

コメント
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