かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

まだ相続関係は残っていますが、なんとかやっと一山越えた気がします。

2019-12-16 17:55:47 | Weblog
 昨日朝の奈良市の最低気温は2.9℃、最高気温は11.7℃、今朝の最低気温は0.5℃、最高気温は15℃、五條市の昨日朝の最低気温は0.9℃、最高気温は10.1℃、今朝の最低気温はー1.8℃、最高気温は13.4℃でした。
 昨日は実家に帰り、主に母のための年賀欠礼の喪中はがきを作成し、印刷していました。亡父と母の年賀状送り先合わせて100枚あまり、宛名書きと喪中の文面と、プリンタのインク残量が微妙で果たして印刷を完了できるか不安がありましたが、なんとかこなすことができました。それと、相続手続きの準備のため、亡父の戸籍謄本を田舎の鹿児島県指宿市役所に請求するための文書の作成。戸籍謄本は出生から死去まで全て揃える必要があるそうで、人によっては新しいものから順々に追って何箇所もの役所に請求をしなければいけないらしいですが、どうやら父は祖父の居た指宿市で出生の届けがなされ、結婚の時に大阪に戸籍を移しているだけだったようで、そう苦労すること無く揃えることができそうです。指宿市から無事戸籍謄本が届いたら、相続人である母や私、弟の現在の戸籍謄本を取り寄せ、相続者を特定する家系図を作って、今も母が住まう住宅の資産価値を固定資産税から調べて相続対象財産の金額を確定し、また諸々の届け出用の書類を作成して必要な手数料等を揃えて法務局に提出すれば、今回の父の逝去に伴う手続きはほぼ全て終了します。幸か不幸か貯金等の財産はほとんど葬儀費用に消えてほぼ残っていませんし、貴金属類や宝石など高価な動産もありません。死亡時に支払いがあるたぐいの生命保険もかけておらず、借金も調べてみる限りなさそうなので、相続のための資産としては自宅以外に無い模様です。手続きは少々面倒ではありますが、これくらいならなんとかネットで調べながらできそうなので、やってみようと考えています。司法書士とかに依頼すれば楽ができるのは確かですが、概算1000万円もかからない資産価値の実家の家屋(借地)だけのために、10万−20万円くらいかかるらしい司法書士のサービスを使うのももったいない気がします。多少時間と根気が必要になりますが、どうにも手に負えないとならない限りは自力で片付けたいところです。
 しかし、死亡届に始まる一連の手続きの数と面倒臭さは半端ないです。本来なら葬式などしている暇など無いと言いたいくらいで、速やかに父の遺体を荼毘に付して公的な手続きの数々に取り掛かりたかったですが、父も望まず本来する必要もない葬式なんぞに手間暇労力時間を割かれた上に更に公的手続きがてんこ盛りになっているというのは、あまりに遺族に優しくないシステムだと切に思います。映画「ソイレント・グリーン」で遺体を即日自宅から送り出すみたいな簡便さまでは求めませんが、私的にも公的にも、死後の面倒事はもっと簡便であるべきではないでしょうか。私は今回切にそのことを実感しました。絶対自分の時は極力簡便・簡潔に片付けられるよう、その方法も詳述して遺言を残そうと誓いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする