かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

葬式など自分のときには絶対にやらないぞ、と固く誓った2日間でした。

2019-12-10 20:28:26 | Weblog
 昨日朝の奈良市の最低気温は0.7℃、最高気温は13.9℃、今朝の最低気温は2.9℃、最高気温は14.4℃、五條市の昨日朝の最低気温は−1.2℃、最高気温は12.9℃、今朝の最低気温は1.5℃、最高気温は14.1℃でした。

 おととい父が急逝したのに呆然としている暇もなく、ほぼ徹夜で葬儀屋との話し合いを片付け、ようやく眠れたと思う間もなく起き出して、今度は通夜の準備で出かける前に、しばらく休むことになる職場に出向き、緊急の案件をいくつか片付け、一部を他のヒトにお願いして対応してもらい、などしてから実家に向かい、父を葬儀屋に預け、葬儀屋の求めるままに、母と分担して親戚へ連絡を入れまくり、19時からの通夜の準備に14時には式場に向かうという、一切悩んだり悲しんだりしている間も無い怒涛の対処を要しました。ようやくそれを片付けて翌日の今日、今度は告別式と火葬の準備に早朝から動き出し、バタバタしながらもなんとか片付けて帰ってきたところです。
 父は、葬式などするな、と生前は度々口にしていたのでその通りにしてやりたかったのですが、葬式は基本亡くなった父のためというより残されたもののために行うものですし、周囲が葬式有りきで考えて行動する以上、これを無視するわけにもいきません。ただ、今回の経験で、私個人としては一段と葬式など不要、という思いが強くなりました。なにせ、こちらは葬儀屋の言うとおりに動くばかりで、ちっとも私自身は父を悼む暇もなく、ただひたすら作業をこなしているだけの二日間でしたから、バカバカしくてやってられません。しかし父は、口では葬式不要と言いつつも、どうすればそれが実現できるかについては全くこちらに丸投げでした。ですので、私の時はしっかり事前にマニュアルを作成し、葬式無しで法律に則り骨にしてもらうまでを完遂できるよう、後事を託す子どもたちに残すことにしました。
 しかし、本当に厳しく大変なのはこれから相続関係を片付けることです。大して資産もないのですが、きちんと片付けないと残された母が困りますから、手を抜くわけにはいきません。でもちょっと調べただけで、目を剥くような面倒臭さなので頭が痛くなってきます。全くだからこそ葬式などしている暇はないはずなのですが、もっと手続きも簡素化して誰でもできるようにすべきなんじゃないかと思わずにはいられません。


コメント
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