かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今年一年を振り返ると、やはり悲喜こもごもという感じでした。

2019-12-31 20:11:55 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は11℃、昼の最高気温は14℃、五條市の今朝の最低気温は10.3℃、昼の最高気温は13.2℃でした。昨夜は暖かな夜となり、今日の日中も、日差しがなく時折雨が降ってくる生憎の天気でしたが、気温は意外に上がりました。もっとも、関東では20℃を超えるという信じがたい状況だったようなので、これくらいの気温で驚くのもどうかと思ってしまいます。まあそれは特殊な事例としても、昨年の同時期の気温と比べても、今冬はこれまでのところ明らかに異様な暖かさの日々が続いています。一応今夜からは一級の寒気が南下してきてかなり冷え込んでくる模様で、既に外気温は昼間の暖かさなど忘れてしまったかのごとく急降下していますが、それでも真冬並みと言うには少々ぬるいように感じられます。

 さて、今年も年が暮れていきますね。毎年思うことですが、年末年始の特別感が感じられなくなって久しいです。まあ今年は9連休と例年にない長期の休みとなっている分、少し特別感がありますが、子供の頃のお正月の感覚は、もはや求めるべくもないでしょう。それでも一応は一年の終わりではありますので、例年恒例の振り返りなどして、せめて年の瀬らしさを感じてみようと思います。
 個人的には、今年一年体調面ではさほど改善も悪化もなく無難に過ごし得たように思います。もちろん体調の悪化や睡眠障害などは相変わらずでしたが、昨年よりはマシだったような感じです。実際熱を出して寝込むこともありませんでしたし。ただ、全く問題なし、という日は一切なく、今日は体調万全! という日は年末の休みになってからもついにありませんでした。もはやこのなんとなく不調気味、というのが基本状態になってしまっているようです。
 喜ばしいこととしては、つい最近ということもありますが、麗夢復活の流れや御大の自伝刊行があります。特に自伝の方は、数年前奈良の某大学で講義いただくため色々と話しをしている際に出て、大学の先生と「ぜひ書いて後世に残されるべきだ」とお願いしたのが思い出されます。既にその時には御大も自伝作成を意図されていたと記憶していますが、それがこうしてきっちり形になるのを目にできたのは嬉しい限りでした。
 逆に喜ばしくないことは、やはり父の逝去でしょうか。覚悟はしていたとはいえ予測を遥かに上回る急な最期には、驚くやら慌てるやらでほとんど悼み悲しむ暇もありませんでしたが、本人はこれ以上の痛みや苦しみを覚えなくなったわけですし、我が家の一応の宗派である浄土真宗では、亡くなれば即仏となるということで、その死はむしろ喜ばしいと言ってもよいでしょう。でも、せめて年明け、できれば桜が咲く頃までは生きていて欲しかったと思いますし、治療方法については若干の後悔も無きにしもあらずでした。葬式無用、という以前からの遺言も果たせませんでしたし。
 
 他に天皇陛下譲位とか、京アニ放火とか豚コレラ蔓延とか声優さんやタレントさんが何人も他界されたりとか今年も色々ありましたが、明日から迎える次の年は、穏やかで落ち着いた一年になってくれたらと思います。

コメント
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