かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

葬式などに手をかける暇があるなら遺された者の生活を安定させる手続きにもっと時間をかけるべきだと私は切に思いました。

2019-12-13 22:03:55 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は1.4℃、昼の最高気温は11.5℃、五條市の今朝の最低気温はー1.5℃、最高気温は10.9℃でした。今日は朝からよく晴れた一日で、日向はそれなりに暖かく感じられましたが、風が冷たく、日陰ではしっかり防寒に努めていても震えが来るような塩梅でした。そんな中、父の葬儀後の諸々の手続きを済ませに実家に帰っていました。父は死んで気が楽になっていることでしょうが、残された者はまだまだ日々日常を過ごさねばなりません。特に実家で一人住まいすることになる母の生活を成り立たせるためには、色々な名義を父から母に変更したり、年金を母に一元化したりと事務的な諸手続きが必要です。今日おこなったのは、父の入院していた病院への支払い、後期高齢者医療被保険者証の返還による葬祭費の請求、父の厚生年金を返還し、遺族年金として母に支給されるようにする手続き、といったところでした。これらをこなすために年金事務所で手続き方法を確認し、近所の市役所で別の手続きを行い、父の戸籍謄本を取るために本籍のある大阪市城東区の区役所に出向いて謄本を取り、各種書類に必要事項を記入して捺印し、等々、あまりそういうことは母は得意でないため、勢い私がやらざるを得ません。面倒で数が多い忍耐を要する仕事ですが、まあこれでも、祖父がなくなった頃に比べれば随分簡単になったほうなのでしょう。かつて紙で管理されていた頃は調べるのも記入するのも本当に大変だったでしょうし、それが今はネットワーク化されたコンピューターシステムでかなり広範に渡って情報が共有されているのですから、情報伝達の時間がかかりません。でもそれなら市をまたいで戸籍謄本も取れれば良いのですが、まだそこまでは行かないようです。
 次は相続関係の整理です。まず父の出生から死亡までの戸籍謄本を揃えなければなりませんから、これがまた七面倒臭いです。なにせ父の出生は中国・大連で(今日戸籍謄本を見て初めて詳しいところを知りました)、戸籍は鹿児島県指宿市にあります。さすがに指宿まで出向くわけにはいきませんから郵送での対応になります(一瞬、楽しみがてら行ってもいいかな? などと考えてしまいました)。もともと財産は大したことがないのと法定相続人は母と私と弟なので、それ位で済むなら司法書士などプロの手を使わずともなんとかなりそうな気もしますが、面倒なのは間違いありません。まあありがたいことに情報はネットにあちこち転がっていますから、それを拾いつつ一つ一つ気長に片付けていければいいなと考えているところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする