今朝の奈良市アメダスの最低気温は24.6℃、昼の最高気温は35.9℃、五條市アメダスの最低気温は23.1℃、最高気温は34.6℃でした。今日は朝からよく晴れました。気温も結構上がりましたが、体感では昼前後まで比較的涼しかったように感じました。真夏の体温超え気温を何度か経験しているうちに、暑さに対する耐性が多少上がっているのかもしれません。その後、15時過ぎから雲が目立つようになり、主に南の空の彼方から遠雷が唸っているのが聞こえて来ましたが、17時にはこちらでもざっと雨が降ってきました。降っていたのはほんの5分ほどで、一時少し強めではあったものの雨量というほどの降りにはなりませんでしたが、それでも雨上がりの空気はそれなりに涼しげで、打ち水効果くらいはあったようです。明日は今日よりも雲が多く、雨が降りやすい空模様となるようです。明後日はいよいよ台風10号の最接近ですが、気象衛星の写真を見ると見事な台風の目がくっきりと写っています。これが果たして九州西岸に上陸するのかどうかは気になるところですが、台風の直径からして、九州の西を通るとき、その一番東の端の雲はこちらまで届くかもしれません。風は大したことがないでしょうが雨はどれだけ降ることやら、警戒しておくに越したことはありません。
さて、豚コレラこと豚熱について、発生後の2年間の猶予期限をこの9勝ち3日に迎え、ついに我が国は清浄国の国際認定を失うことになりました。この2年間のうちに封じ込めが成功していればよかったのですが、実際には野生のイノシシに広範に感染が広がり、昨年にはようやくワクチン接種に乗り出しましたが、未だ感染拡大を阻止できないでいます。
農水大臣は「清浄国を目指すという高い意識は持ち続ける」とされますが、かつて、1920年代から90年代までウイルスが蔓延、その後96年に脱ワクチンに政策転換して2007年にようやく清浄国となるという苦難の道を歩みました。このときでも野生の猪への感染は確認されなかったと報道されています。もしそれが事実なら、ただでさえ高齢化が進み人口減で地域の対応能力が衰えている地方が多い中、野生猪に広がったウイルスを駆逐することなんて本当にできるのでしょうか。ぜひとも専門家の意見を聞きたいところですが、大陸では更に恐ろしいアフリカ豚コレラが流行しいつ上陸するかわからない危機的状況でもありますし、少なくとも早期の清浄国復権はありえないと割り切り、汚染下での養豚産業の行く末について方策を練る必要があるのかもしれません。
さて、豚コレラこと豚熱について、発生後の2年間の猶予期限をこの9勝ち3日に迎え、ついに我が国は清浄国の国際認定を失うことになりました。この2年間のうちに封じ込めが成功していればよかったのですが、実際には野生のイノシシに広範に感染が広がり、昨年にはようやくワクチン接種に乗り出しましたが、未だ感染拡大を阻止できないでいます。
農水大臣は「清浄国を目指すという高い意識は持ち続ける」とされますが、かつて、1920年代から90年代までウイルスが蔓延、その後96年に脱ワクチンに政策転換して2007年にようやく清浄国となるという苦難の道を歩みました。このときでも野生の猪への感染は確認されなかったと報道されています。もしそれが事実なら、ただでさえ高齢化が進み人口減で地域の対応能力が衰えている地方が多い中、野生猪に広がったウイルスを駆逐することなんて本当にできるのでしょうか。ぜひとも専門家の意見を聞きたいところですが、大陸では更に恐ろしいアフリカ豚コレラが流行しいつ上陸するかわからない危機的状況でもありますし、少なくとも早期の清浄国復権はありえないと割り切り、汚染下での養豚産業の行く末について方策を練る必要があるのかもしれません。
