昨今は都会のほうがガソリンスタンドの消失が深刻化しているのだそうな

　奈良市の今朝の最低気温は２３℃、昼の最高気温は３２．５℃、五條市の今朝の最低気温は２２．１℃、昼の最高気温は３２．３℃でした。
　今日は朝のうち雲が多くまだ雨が降るのだろうか？と疑問を感じるほどでしたが、結局雨にはならず、少しずつ空模様は回復、夕方にはすっかり晴れていました。そのためか気温は一気に上昇して真夏感あふれる空気になりましたが、明日はまさに夏日のカンカン照りとなり、気温も３５℃超となるかもしれないという猛暑・酷暑の一日になるとの予報に変わっていました。天気が悪化して気温も下がるという予報だったと思うのですが、少なくとも明日明後日は上天気となる見込みです。もっとも梅雨明けにはまだ幾分間があり、水曜日以降は再び雨になる模様。梅雨明けはこの週末か来週か位になるんでしょうか。

　さて、我が国では、今ガソリンスタンドが急速に姿を消しているらしいです。２０１０年の消防法改正でガソリンスタンドのタンクを適法に改良する費用負担が大きすぎて廃業相次ぐ、というような報道があって、僻地や山間部など田舎でガソリンスタンドが無くなった！　と騒ぎになっていましたが、今は更に都心部で次々と姿を消し、人口１万人あたりに換算すると東京都が１軒未満、大阪府で１．５軒というような数字になっているのだそうです。まあ一口に都内府内と言ってもごく中心部の繁華街地区と都心から離れた田舎部分とで分布は違うでしょうし、多分田舎の方は生き残って都心部は減って平均したら１とか１，５軒とか、ということなら、本当に都心部からはガソリンスタンドが無くなっているのかもしれません。
　公共交通機関が発達した都会で、日常的に車に乗ってガソリンスタンドに通うというような生活は必要ないのでしょうし、田舎ほど車なしでは生活が成り立たなくなっているので、全国平均３．１軒というのはそんなものなのかという気もしますが、都会で車に乗っているヒトもゼロではないでしょうし、田舎の山村並みに給油が難しくなっているとしたら困るヒトもそれなりには居るのではないかと言う気がします。あと、宅配業者など仕事で日常的に車を動かす方々にとっては死活問題だったりするのでしょうか。ひょっとしたらそういう業界は短距離輸送はもう電気自動車等に置き換わっているのかもしれませんが、こういう形で無理やりガソリン車から卒業させられるのはなんだかな、という気がいたします。