今朝の奈良市の最低気温は25.3℃、昼の最高気温は36℃、五條市の今朝の最低気温は22.4℃、昼の最高気温は36.3℃でした。またもや体温気温に到達です。でも、京都は38.9℃と高熱で寝込む水準まで上がりましたから、それに比べればまだマシなのかも? しかしこれが地球温暖化に伴う現象なのだとしたら、もう何年かしないうちに京都は夏は人が住めなくなるのかもしれませんね。京都市役所も対策を考えておかないと、いずれ遠くないうちに地下鉄も市バスも維持できなくなってしまうかもしれません。それにしても、今日など午後早くには上空に分厚い雲が覆って日差しが閉ざされたというのに気温が下がることはなく、かえって熱気を孕んだままになって余計暑苦しく感じましたが、あれだけ怪しげな雲が出てきて一粒の雨も降らないというのには心底絶望しました。今からでも良いので一雨欲しいのですが、残念ながらその願いも虚しくなりそうです。この異常高温傾向はまだまだ続くようです。気象庁の予報では、奈良市は明日は37℃、明後日は38℃と予想されています。奈良で38℃だと京都は何度になるのかとわずかながら興味が湧きますが、それよりも早く涼しくなって欲しいと叶わぬ願いを一心に祈るばかりです。
さて、岸田総理が自民党税制調査会会長の宮沢洋一氏と会談し、「サラリーマン増税は全く考えていない」と伝えたとのことです。内閣支持率が危機的水準まで落ち込んで来ている中、退職金や通勤手当などへの課税検討とする一連のサラリーマン増税に関する報道を受けて、これ以上の減点材料を消しておきたかったのかもしれません。ただ、261ページの大部になった自民党税調の中間答申は、サラリーマン増税を含む幅広い分野での「増税・負担増」候補が盛り込まれていて、いかにも虎視眈々と増税を画策しているようにしか見えない増税指南書と化しており、それを受け取り拒否、あるいは内容の大幅改定を求めでもしたのならともかく、唯々諾々と受け取っておいて、「サラリーマン増税は全く考えていない」などと言われても鵜呑みにはできません。ヒトが言っていることよりもしていることを見ろ、と堺屋太一氏などが語っておられましたが、巧言令色鮮し仁を地で行くくらい言が巧いのならともかく、その辺も心もとない感じがするヒトの言う事などもとより信用するのは大変に難しいです。まあそれだけではないにせよ、その結果としての支持率低迷であることを理解されているのなら、今は言葉を操るより行動のときであることもまた、理解されて欲しいものだと思います。
支持率低迷など、例えば消費税を無くすとかそれが難しいならせめて半分の5%に下げます、とでも宣言して実行すれば、たちまち反騰することでしょう。こども家庭庁などのしょうもない無駄遣いを直ちに止めてから減税を実行すればなお良いと思います。実に簡単な事だと思うのですが。