今朝の奈良市の最低気温は24.7℃、昼の最高気温は32.6℃、五條市の今朝の最低気温は23.5℃、昼の最高気温は33℃でした。今日は朝からもう梅雨明けしたのか? と疑うくらいよく晴れていましたが、昼前頃には雲が多くなり、午後3時ころに急に外が暗くなったなと思ったら突然猛烈な風が吹き荒れ、その後ゴロゴロ唸る雷を伴って、沛然と驟雨が襲ってきました。雨の時間は1時間もなかったと思いますが、それまでうだる熱波の最中だった空気がまたたく間に冷え、アメダスの記録によると雨が降ったところは軒並み10℃位気温が下がってその日の最低気温を記録しました。なるほど、これが梅雨末期の大雨かと思わないでもなかったですが、割とピンポイントで西から東に雨雲が流れていっただけで、いつもの梅雨末期の荒れた天気とはちょっと違うような気もします。何れにせよ、天気予報は明日から晴基調になるようですし、梅雨明けもいよいよ間近に迫ってきているようです。
さて、静岡県の川勝知事が、この12日の県議会閉会日に給与・ボーナスの返上を表明するのだという、関係者の談なる正体不明としか言いようがないのでは? と言うような内容の報道がありました。2年前の「御殿山市コシヒカリだけ発言」で県議会から辞職勧告決議を受けて表明されたはずの給与・ボーナス返上の話、今まで有耶無耶にして実行されていなかったのがつい先日バレ、その後のらりくらりとわかったようなわからないような事を発言されて批判を躱しておられたのに、とうとうその批判に耐えられなくなったのか、改めて表明される決意を固められたらしいです。6月議会で再度の返上宣言、9月議会で返上条例案提出、という運びだそうですが、もう今更感があって何をやっているんだろう? という風にしか感じません。給与返上は2年前の問題発言へのペナルティの実行(自分で勝手に決められたものではありますが)でしかないですし、ここまで知事自らの発言を無視していた責任やこの混乱の責任はどう取られるつもりなのか、個人的にはその方がよほど気になります。マスコミもその点を追求されたらよろしいでしょうに、「関係者」なる御仁にはそこまで話できなかったのでしょうか? だいたい何故「返上」にこだわるのかが不思議です。条例無しでは返上できないと判明した時点で、直ちに県内で活動している福祉団体なり県そのものに相当額を寄付されたら良かったんじゃないでしょうか? それはそれで批判もあるでしょうし、給与返上が問題発言の責任を取ったことにはならぬ、辞職勧告決議に対する答えになっていない、という追求もあることでしょう。それでも県民・国民感情は幾ばくかは緩んだでしょうし、今のように追い詰められて渋々宣言し直すなんていう恥ずかしい真似をしなくて済んだだろうと思うのですが。