かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ノーベル物理学賞は100京分の1秒というごく短時間な世界を切り取る技術を開発した3人の科学者に決定。凄いことは凄いのですが何が凄いのかよく判らない凄さです

2023-10-04 18:40:00 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は18.3℃、昼の最高気温は26.3℃、五條市の今朝の最低気温は17.4℃、昼の最高気温は25.1℃でした。昨夜はさあ寝ようと思った辺りからかなり遅くまで雨が降り、その雨音が耳についてなかなか寝付けませんでした。更にやっと眠ったと思ったら目が覚めて、時計を見るとまだ午前4時を少し回ったところ。2度寝もままならず、5時にはそれ以上寝るのを諦めて起き出しました。それでも一日なんとか眠くなることもなく無難に仕事が出来たので、とりあえずは良かったです。今、風邪が流行っているみたいで寝不足だとあっという間にやられてしまいますから、今日はなるべく早く寝て、昨日の負債分の返済に取り掛からないといけません。天気の方は明日から土曜日までは小康状態、その後雨が続いて連休はあまり天候には恵まれない模様。できれば日曜か月曜は日差しが欲しいですが、今のところ予断を許しません。

 さて、ノーベル物理学賞が米オハイオ州立大のピエール・アゴスティーニ名誉教授、ドイツ・ミュンヘン大のフェレンツ・クラウス教授、スウェーデン・ルンド大学のアンヌ・リュイリエ教授に授与されました。3者の成果は、100京分の1秒(アト秒と呼ぶのだそう)という超短時間で変化する電子を捉えるために、レーザー光をアト秒単位でパルス状に明滅させる技術を開発されたことです。アゴスティーニ博士が2001年に250アト秒、クラウス博士は600アト秒の光をそれぞれ実験で作り出したのだとか。アト秒光パルスの発生方法を確立し、電子の動きを捉えることを可能にしたことで、アト秒分野の物理学が発展、電子による物理現象の理解につながっているとのことです。20年以上前に250アト秒なら今は二桁かひょっとして一桁アト秒の光パルスとか出来ていたりするのだろうか? と思いましたが、どうもそういうことではなさそうです。あまりに専門的すぎて理解が及ばない分野ですが、ついこの間まで千倍にあたるフェムト秒で電子観測など行われていたと思っていたのにいつの間にか更に短くなったのですね。技術の進化がもたらす新たな知の地平線。内容がイマイチ理解できそうにないのになんだか興奮と感動を覚えるのは、藤井将棋に相通じるところがあるのかも?

コメント
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