奈良市の今朝の最低気温は15.8℃、昼の最高気温は26.2℃、五條市の今朝の最低気温は12.6℃、昼の最高気温は26℃でした。今日は午前中は晴れて暑くなりました。しかも気温は昨日とあまり変わらないのに湿気は遥かに今日の方が強く感じられ、やたら蒸し暑くて難儀しました。午後には曇って日が陰り、日差しからくる暑さは一段落しましたが蒸し暑さは相変わらずで、夕方ようやく雨降ってくるまでは夏のような不快な暑さが続きました。雨は降り出すのが遅かった割に止むのは早く、雨が止むとともに風が強くなってきました。明日は天候回復してくる予定ですが、気温はぐっと下がって昼間でも20℃を割り込む気温になりそうです。昨日今日は暑くて夏服を再び引っ張り出して着てましたが、明日はまた冬服にチェンジして過ごすことになるでしょう。
さて、福岡県のちょうど真ん中くらいにある、炭坑節発祥の地田川市で、77歳の女性土木作業員が事故で亡くなりました。原因は、3m上から降ってきた男性作業員に潰されたため。男性作業員は、浄化槽を設置する工事中に足を踏み外したかして深さ3mの穴に落下。その穴の中で作業していた女性作業員の上に落ちたのだそうです。
事故自体は大変痛ましい話で土木作業現場の危険さがよく分かるエピソードのように思いますが、驚いたのはその助成作業員が77歳の高齢者だったことです。どういう状況かわからないのであまり無責任なことも言えませんが、女性で77歳の高齢者が作業現場で仕事しているというのはなかなかに想像し難いものがあります。まあ土木作業だからといってとにかく腕力・体力がいる仕事ばかりでもないでしょうし、手先の器用さとかベテランの技が必要な場面も多々あることでしょう。だから女性作業員というのは特段驚く内容でもないのですが、その方が77歳ものお年寄りだったことには、やはり驚きを感じてしまいます。ただ、これが農業で77歳のおばあちゃんが畑仕事していますだと、あまり違和感を覚えません。実はその畑仕事は大型トラクターに乗ってガシガシ土を耕してたりコンバインで田んぼを蹂躙していたりするかのもしれないのですが、農業において77歳はまだまだ現役でしょうし、元気なお年寄りも多いです。ただ、年寄ばかりになっている農村風景、というのも結構歴史がありますから、そんなときの流れのために自分の感覚が麻痺しているのかもしれませんね。