今日の奈良市の朝の最低気温は9.2℃、昼の最高気温は11.
さて、Uber Eats Japanと三菱電機、Cartkenが、自律走行ロボットを使用した「ロボットデリバリーサービス」のための業務提携を発表されました。既にアメリカではUber Eatsが同サービスを提供しているとのことですが、日本ではこの3月中にも都内の一部地域でサービス提供を開始する予定とのことです。実現したら世界で2番目になるとのこと。ニュース記事の画像には、きかんしゃトーマス二でも出てきそうな丸っこい緑色の6輪車が緑の三角旗を掲げて歩道を進む姿が写されていました。このロボット運搬車は、アメリカのCartkenが製造するもので、それを三菱が道路交通法に定める「遠隔操作型小型車」として日本仕様への適合化を実施して運用、最高速5.4キロで歩道などを走行することになるのだそうです。
自動運搬ロボットは一部のファミレスなどでも見かけるようになってきていますし、日本の複雑で狭くるしい道路環境でも、それなりには使えるようになるのかもしれません。それでもきっと最初は色々なトラブルが起きるやもしれませんし、そのためにも、相当条件を絞り込んだ場所で試験運用をしていく必要があるでしょう。そうやって積み上げたノウハウが次世代機開発に役立つのでしょうし、より安全確実なロボット製造に生かされて行くなら、それに越したことはありません。我が国においてヒトが減っていくのを防げない以上、労働力は安易に海外からのヒトの流入に頼るより、こうしたロボット技術の進化によって補えるようにしていくのがいかにも日本らしいと思います。まあ奈良の片田舎で使われるようになるのはいつになるのやら、という感じではありますが、この成果次第では以外に早く見かけるようになるかもしれませんね。