今日の奈良市の朝の最低気温は3.1℃、昼の最高気温は12.7℃、五條市の朝の最低気温は2.6℃、昼の最高気温は12.2℃でした。今日は朝からよく晴れ、日没までほとんど日が陰ることのない好天気の一日でした。明日は昼過ぎから雨になる模様ですが、最低気温が1℃と予報されているので今夜もそこそこ晴れるのかもしれません。できれば降り出す前に帰宅したいですが、ちょっと無理かもしれませんね。
さて、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOが、この2月12日にドバイで開催されたWorld Governments Summit 2024において、プログラミングはもはや不可欠なスキルではないと発言されたそうです。より詳しくは、「この10ー15年間、こうした壇上に立つほぼ全ての人(つまりハイテク産業のトップ)が皆、子どもたちにコンピューターサイエンスを学ばせることが重要だと説きました。誰もがプログラミングを学ぶべきだとも。しかし、実際はほぼ正反対で、私たちの仕事は、誰もプログラミングをする必要がなく、プログラミング言語の方が人に合わせるようになるようなコンピューティング技術を創造すること。今や、世界中の誰もがプログラマーなのです。これこそがAIの奇跡と言える」と語ったのだとか。更に、「AIがコーディングを担うことで、人間は生物学、教育、製造、農業などの、より価値のある専門分野の追究に集中できるようになる」とも述べられました。これに対してネット上では賛否両論侃々諤々といった議論が沸き起こったそうですが、実際に職業としてのプログラマーがAIに取って代わられるかどうかはまだわからないというのが実情かとも思います。ただ、この先はどうなるか、それもここ数年以内という比較的近未来を考えると、ひょっとしたらフアンCEOの言うような世界がやってくるやもしれません。実際のプログラミング作業とバグ取りなどの作業は、AIがやってしまう未来が来るのかも。まあそれにしたって、結局それら欲しい機能をちゃんとAIが理解できるように伝える技能や、出来上がったものが要求通り動作するのかをきちんと検証するだけのスキルは必要だとは思います。でもそれって、結局発注元が出してきた仕様をうまく翻訳して下請け孫請け以下に投げているだけで、結局孫請けかその下くらいにAIが入ってくるだけ、結局現状と変わらないんでないの? とも感じました。この翻訳部分にAIが活躍して、そんな無謀な仕様は受けられません、とか冷静にクライアントへ返す機能でも出来たら素晴らしいのでしょうが、そうなると無理やり弊社なら出来ます! と営業が勝手に仕事取ってきて開発現場が泣く、なんてことがより一層出てきたりするのかもしれませんね。