かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

もったいないことに、コロナワクチン保管用の−80℃のディープフリーザーが全国で余っていて廃棄処分されているそうな。

2024-04-20 20:59:53 | Weblog

 今朝の奈良市の最低気温は11.1℃、昼の最高気温は26.3℃、五條市の今朝の最低気温は7.3℃、昼の最高気温は26℃でした。今日は午前中は晴れて好天気でしたが、11時すぎには雲が広がってきて日差しが途絶え勝ちとなり、午後には時折雨が落ちてくるのでは? と疑いたくなるような雲が出張ってくることもある、生憎の天気となりました。もっとも結局は夜になるまで雨は降りませんでしたし、そこそこ風もあったので洗濯物はよく乾きました。今夜から明日、明後日、明明後日、更にその次の日、と来週は水曜日まで曇り時々雨というぐずついた空模様が予報されておりましたから、今日のうちに週末の仕事を片付けられてよかったです。

 さて、新型コロナに対応したRNAワクチンを輸入し、全国で使用するために用意された冷凍保管庫が、行き場を失って粗大ごみ化しているそうです。当時のワクチンは、保管温度が氷点下数十度という極低温が必要とされてましたが、そのような冷凍庫は生物系実験室を持つ大学や企業研究所など限られた施設しか無く、全国でワクチンを利用するために必要として、国から自治体へ無償譲渡されました。コロナの5類化に伴い、ワクチンの無償接種が終了したことから、この冷凍庫も不要となり、処分が始まったのだそうです。冷凍用の媒体であるフロンガスは、厳重な規制により専門の処理業者に委託して冷凍機から抜き取って処理しなければならず、処理費用もなかなか高くつきますが、動かしていれば家庭用冷蔵庫など遥かに凌駕する電力を消費し、しかも極低温過ぎて一般的な用途には向かず、場所もそれなりに取るということで処分せざるを得ない事情はあるようです。しかし、例えば私の職場のような田舎の研究機関だと無償ー安価で譲ってもらえるのなら欲しいですし、そのような施設・機関は国内で結構あるんじゃないかと思います。そういったところに上手に配分する仕組みは作れなかったものかと残念に思います。例えばそもそもこの冷凍庫を配布した厚労省なのですから、厚労省で窓口を作って返却を受け付けるとともに、文科省など関係機関と協議して必要なところに送るような仕組みを作れなかったものかと思わずにはいられません。今からでもなんとかできないものなのでしょうか?

コメント
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