かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

せっかく盛り上がっている選挙を盛り下げかねない妨害行為は無くなって欲しいですが、因果応報と言うよりなさそうなのが至極残念です

2024-04-24 19:44:13 | Weblog

 今朝の奈良市の最低気温は16.7℃、昼の最高気温は22.7℃、五條市の今朝の最低気温は15.3℃、昼の最高気温は24.8℃でした。今日は朝のうちは雨、その後程なく上がって日中は大体曇り空、日没前後にワイパーを動かすかどうか迷う程度の小雨がパラパラと降るという天気でした。その後夜になってまた少し強めに雨が降ってきていますが、雲の動きが早く、おそらく1時間もすれば上がってくるのではないかと思われます。その雨雲が通り過ぎて明日は晴れの天気、明後日は晴れのち曇りですが、明後日の最高気温が28℃と予想されているのは一体何があるんでしょうか? まだ4月なのに先が思いやられる数字です。

 さて、衆議院議員補欠選挙で東京15区が9人の候補がしのぎを削り混戦状態ですが、選挙を盛り上げるという意味では悪くない展開だろうと思います。投票率も上がりそうですし、9人もいれば選択肢が増えて選ぶのも楽しそうです。つくづく与党が候補を立てなかったのが不思議でしょうがないですが、それをおして余りある活気であろうと、奈良の田舎から見ると実に羨ましい状況です。ただ、ヒトが多いとおかしな人も増えるのかして、先日来、選挙活動への妨害行為と取られかねないヤジや暴言、追っかけなどが生じているそうです。以前、当時の安倍総理が演説していたときにもヤジが酷くて、それを咎めた警察が逆に裁判でやりすぎとされたことがありましたが、今回の一連の騒ぎも、その時の裁判沙汰を「教訓」として、演説などで「やじる」権利を行使したものであり、当時安倍総理を野次った人々を応援していた陣営の自業自得だという、なかなか反論が難しそうな意見も、ネット界隈ではよく見かけます。個人的には選挙であれ国会であれ、およそヒトが議論したりなにか訴えたりしているときに、それを聞いている聴衆の邪魔にしかならないヤジ行為は全面的に禁止すべきであろうと考えており、守るべきは主義主張はどうあれ全ての聴衆の聞く権利であろうと思っています。公職選挙法でも演説の妨害は禁止されているはずですが、判例では、演説の妨害とは「一般聴衆が演説内容を聴き取り難くなるほど執拗に発言し、一時演説を中止するに至らしめ」なければならないようです。個人的には僅かな雑音さえ演説内容を聞き取りにくくする阻害要因だと思うのですが、どうしてこんな訳の分からないハードルの上げ方をしたのか、司法の判断というのは理解し難いものがあります。おかげで今もこんな愚かしい騒ぎになっているというのは、その判断が後にどのように利用されるのか、想像力に欠けた法家の敗北ということになるのではなかろうか? などと思ったりもします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする