今朝の奈良市の最低気温は15.3℃、昼の最高気温は23.4℃、五條市の今朝の最低気温は14.2℃、最高気温は23.9℃でした。今日は朝帰ら曇り空で午前中わずかに日差しが届いた時間もありましたが、日中はほぼ曇ったままでした。それが夕方日没直前に雨が降り出し、真っ暗になってからは本格的にザアザアと降り出しました。台風21号が台湾横断と中国沿岸部で消耗し、まもなく温帯低気圧になりながら東に向いて流れてくるらしいですが、それが秋雨前線を刺激して各地に大雨をもたらすのだそうな。今窓の外で音を立てている雨もその余波なのでしょうか。連休初日、明日は一日雨だそうですし、なるべく動かず家でじっとしているのが吉なのでしょう。
さて、石破総理と野田立民代表が11日に党首会談をなさるのだそうな。どちらも過半数には達せず、キャスティングボートを他党に握られているような状況で果たしてどんな話をされるのか多少の興味は湧きますが、かつて村山富市を担ぎ出して首相に据えて与党の座を守ったこともある自民党と、立憲共産党と揶揄されていた立民とのやり取りなので、ひょっとしてひょっとしたらとんでもない政治的野合が実現したりするのかもしれません。万万が一そんな事になったら選挙結果の軽視も甚だしきものとなるでしょうが、何が起こるかわからない政治の世界のこと、石破総理の土壇場の決断次第では、起こり得ないことが起こったりするのかもしれないと思うと、しばらく目を離せそうにありません。一方国民民主党の玉木代表は、どちらに転んでも存在感を醸し出せるよううまく立ち回っているように感じます。榛葉幹事長も露出するたびに国民の琴線に触れるような言動を繰り返されていますし、自民立民どちらにも与せず独自路線を貫きつつ貪欲に制作実現を迫っていく姿勢は、次の参院選やひょっとしたらまたあるかもしれない衆院選できっと生きて来ることでしょう。今回だって比例区で人数足らずに3人分の議席を取りそこねたのですから。私など地元で立候補者が居ないから比例区で国民民主党に投じたのに、もったいないことになったと聞いて脱力してしまいました。次はぜひともそんなことがないようにしっかり人選して候補を立ててほしいものです。
それにしても、マスコミもいい加減政局より政策を主たる話題に上げるようにはなれないものなのでしょうか? いつまで経っても進化しない旧態然とした態度では、マスコミの逆張りが正しい、なんてことが常識になってしまいかねないでしょうに。