今朝の奈良市の最低気温は8.9℃、昼の最高気温は23.2℃、五條市の今朝の最低気温は8.1℃、最高気温は21.5℃でした。今日は曇り、降水確率40%という予報でしたが、いざ夜が明けてみると見事に晴れていました。しかもやたらと暖かい。昨日の冷え込みは何だったのかと首を傾げたくなるくらい暖かい昼間で、着ていたセーターを脱がないと汗ばみそうな位の陽気でした。正直、騙された! と思ったりもしましたが、雨が降らず暖かいのはそれはそれでありがたいことではあります。どうやら今夜から明朝にかけて雨が降りそう、という予報が出ていますが、そのためか今夜はかなり暖かく推移しそうで、明日日中も今日並以上に暖かくなってくる模様です。雨の後の季節外れの高温とは、状況によってはちょっと蒸し暑く感じるかもしれませんね。
さて、今朝7時40分頃、岡山ー香川間の瀬戸大橋線で送電のための架線が切れて停電が発生、ちょうど橋の上を走っていた快速電車が動けなくなりました。その後13時半ごろ別の列車に乗り換える方法で乗客が救助されましたが、17時現在もまだ復旧しておらず、19時半頃復旧の見込みだそうです。。
瀬戸大橋のどこで架線が切れたのかを確認して、架線の修理をしないといけないわけですから、復旧に時間がかかるのは致し方ないことではあります。海上を渡る橋の上ですから架線も傷みやすいのかもしれません。ただ、乗客救助まで6時間もかかったのは何故なんでしょう? 海上部分はJR四国の管轄ですからJR西日本と調整に手間取ったというようなことは無いと思いますが、では四国側の救助能力が著しく弱かったということなのでしょうか。四国ならまだまだ気動車も多く走っているでしょうに、そんな気動車の内、近くの1台の運行を緊急に休止してその列車を救助に向かわせるなり、橋の上で繋いで動かすなりすれば、あるいは上の道路側に出る方法があるのなら、緊急に一時道路を止めてバスを回すとかくらいならやればやれそうな気がしますし、6時間も待たせずに済んだんじゃないかと思えるのですが、救助自体別の列車で行っているところを見ると、それを用意するだけで6時間かかってしまったということなのでしょうね。JR四国は経営危機で赤字垂れ流し状態なのはよく知られていることではありますが、頻繁にあるわけではないからと万が一の備えまで削り落としてしまってやしないか、考える必要がありそうな気がします。というか、今更ではありますが、何故四国のような小さなまとまりで分社化したんでしょうね? もっと大雑把に、NTTみたいに東西1社ずつで良かったんじゃないでしょうか。今からでも統廃合して、安全面を削らなくて済むように体力に余裕を持たせてあげられたらと思いますが、そうなると四国の地方路線は軒並み廃線になるのかも?