今朝の奈良市の最低気温は11.9℃、昼の最高気温は21.2℃、五條市の今朝の最低気温は10.1℃、最高気温は20.3℃でした。昨夜の空模様から、今朝も強烈な放射冷却で凍える寒さになるのかと思っていましたが、案外に高めの気温で推移し、昼間もよく晴れて、戸外で活動していると汗ばんでくるような陽気になりました。今夜も、月齢11.6の満月と言うにはやや細身の月が美しく輝いていて、明日朝の冷え込みが懸念されそうな空模様ですが、明日も今日と同様の天気になりそうで、過ごしやすい暖かめの11月中旬となりそうです。しかし週末3日間雨という予報はまだそのままですね。全く難儀なことですが、これから少しでも天気が変化してくれることを祈ると致しましょう。
さて、今日、排気量125cc以下のバイクを原動機付き自転車に区分するという改正道交法施行規則が公付されました。来年4月1日の施行後は、125cc以下のバイクが原付免許で運転できるようになります、というニュースを見て、昔結構苦労して125ccの小型限定免許を取ったのに、とちらっと思ったのですが、よく読んでみると、二人乗り禁止とあって? となり、更に「出力制限された125cc以下」云々と書いてあって、? となりました。制限された出力は4kwまで。4「kw」って何馬力? と調べてみたら約5.4馬力とありました。昔乗っていたスズキの125ccはたしか10馬力くらいだったんじゃないかなと記憶しているので、あれの半分程度の力しか出ないということか、それなら二人乗り禁止の原付き扱いも理解できないこともないかと思いました。しかし何故今頃そんな妙な区分を作るのかと思いましたら、そもそも50ccの原付が排ガス規制をクリアできないという問題があり、技術的にも難しく投資する値打ちがないとのことで、排ガス規制をクリアできる50cc以上125cc以下の区分に新たに原付きを設定してもらったという話でした。したがって、旧来通りの馬力が発揮できる125ccは、今まで通り小型限定免許以上の二輪免許がないと乗ることができません。私の昔のバイクでも2人乗りできたのにいつの間にできなくなったのか? という疑問は、これであっさり解消しました。
しかし、いくら125ccとはいえ、馬力を抑制したもっさり動くバイクなんて売れるんでしょうかね? ただでさえ二輪人口は減っていると聞きますし、車体価格も50ccより高くなりそうですし、今50cc原付を乗っている層がそのままこぞって125ccに乗り換えるとはちょっと思えない気がします。