今朝の奈良市の最低気温は6.7℃、昼の最高気温は16.5℃、五條市の今朝の最低気温は4.5℃、最高気温は14.6℃でした。今朝の寒さもきつかったですが、昼間割とよく晴れていたのに気温が上がらず空気が冷たいままだったのが地味にきつかったです。しかも19時現在の気温で五條市は昨夜より3℃も低く、この分だと明朝は更に厳しい寒さとなりそうな様子です。ただ、明日明後日は昨日まで雨と予報されていたように思うのですが、今気象庁のサイトで天気予報を見てみると、明日は晴れ時々曇り、明後日は曇りで雨は月曜日になるみたいです。気温も明後日から少し上がり、寒さに震えるのも一旦小休止となりそう。ストーブを出して灯油を買ってこようかとかなり本気で思っていましたが、この分なら少し耐えればまだまだ行けそうです。
そんな寒さで気になるのが腰の状態ですが、今のところは可もなく不可もなく、症状は小康状態で推移しています。全く何も感じない、完治したというわけでもないですし、と言って痛くて動くのに支障をきたすというほどでもない。中途半端ではありますがこのまま少しずつ少しずつ状況が改善していくのかなと今は思っています。あとは時間が解決すると信じて、日々無理のないよう心がけるだけです。
さて、大分での時速194キロ交通死亡事故の裁判、第3回公判で、県警の実験にも協力したプロのレーシングドライバーが検察側証人として立ち、時速194キロの運転について、「縦揺れが大きくなり、ちょっとした段差で車がはねる。視野が狭まり、周りを見る余裕はない」、「150キロ以上だと不安定になる。170キロを超えるとリスクは高まる」、「右折中の車に対応できる速度ではない。自車の運転で精いっぱいで、気付いた瞬間にぶつかったと思う」等々と述べられました。これに対し反対尋問をした弁護側は、プロレーサーの証言内容が「経験に基づく感覚や印象」などと強調したとのこと。
それにしても、弁護側も仕事なのでつらいのかもしれませんが、この手の内容でプロのドライバー、それも通常はない超高速の世界で生きてきたレーシングドライバーの感覚や印象以上に正しい基準などあり得るのでしょうか。それが弱点だとばかりに主張するのは、およそプロフェッショナルというものに対する冒涜で、弁護士にお前はそもそも法律がわかっていないと言うに等しい暴論であろうと思うのです。法家の連中は、自分の知らない世界に対してもっと謙虚であるべきだと思わずにはいられません。
とはいえ、そもそも危険運転致死傷罪における危険行為が、ただただ車が操作できるかどうか、すなわち運転手にばかり着目していて、その車によっていかに他の者が脅威にさらされ、生命を脅かされているかという視点が欠けているのが問題なんじゃないでしょうか? もう一度、誰が「危険」にさらされているかを意識して、法律を組み直すべきでしょうね。そうすれば、こんな間抜けな議論を延々と繰り広げる愚行を避けられるようになるんじゃないかと思います。