今朝の奈良市の最低気温は12.2℃、昼の最高気温は17.6℃、五條市の今朝の最低気温は12.6℃、最高気温は15.3℃でした。今朝はそれなりに暖かな朝を迎えたというか、布団装備が過剰だったためか、少し暑いくらいで夜中の3時過ぎに目が覚めました。今夜は既に19時の時点で10℃を割り込んでいます。夕方から冷たい雨が降り出して、降ったり止んだりと言った天気になっていますが、やがてこの雨が止めば、明日朝にかけて更に強い冷え込みとなることでしょう。そのままの装備で寝ることにすれば、多分ちょうどよいくらいの快適な寝床になるのではないでしょうか。
さて、兵庫県知事選挙、マスコミの各種報道にも関わらず、蓋を開けてみたら、あっという間に前知事斎藤元彦氏が圧勝という一部の人達にとっては惨劇で終わりました。選挙戦開始時の辻立ちでは誰一人としてその前に留まることがないという極寒の状態からスタートし、再選は絶望視されていましたが、NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏の発言などをきっかけに、ネットの若手世論を惹き付け、猛然と終盤に追い込みをかけて大逆転に成功するという、なかなか観られない面白い選挙戦で幕を閉じました。斎藤氏の政治生命にこれでもかと傷付けていた大手メディアの世論操作が、ついにネット世論に敗北を喫したという記念すべき選挙になったとも言えるかもしれません。
個人的には伝えられる知事のパワハラぶりやモラル崩壊ぶり、空気を読まないサイコパスぶりにドン引きしていたため、県議会全会一致の不信任決議の当時は議会の結論に賛同していましたが、その発言ぶりはともかくとして、パワハラ等については百条委員会もまだ続いていて疑惑の域を出ず、ただマスコミが騒いでいるだけという状況を改めて知ることになり、疑心暗鬼になっていました。真相は未だ不明ですが、マスコミによる世論操作といいう側面を見るに、数々の疑惑は冤罪だったのかもしれないと思うようになってきています。少なくとも確定していない以上それをもって知事を避難するのは間違っていると思いますし、今後ついにその罪が確定したらその時点で引きずり下ろせば良いわけで、そう考えると県議会は不信任を急ぎすぎたのかもしれません。ネットの情報など玉石混交で虚実入り交じって好き勝手なことが大量に流されていますが、妙にバイアスを掛けて一方的な情報発信しかしない今の既存メディアに比べれば、自分で情報の取捨選択が可能なネットのほうが信頼できそうな気がします。多分多くの既存エディアは、過去の成功にすがってやり過ぎたんでしょうね。あまりな衰退に焦りが生じたのか、それ以外の方法を編み出せなかったのか。いずれにしても今回の結果は既存メディアの断末魔になってしまうかもしれないと思うと、自分が今まさに時代の転換期の中にいるのだな、という気がしてなんとも面白いです。