かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

「ボスの日」に気づく、自分が「ボス」と呼ばれる日が結構近いという事。

2006-10-16 21:48:24 | Weblog
 今日は部下が上司の労をねぎらうアメリカの記念日「ボスの日」だそうで、20-30代のOL305人を対象に、男性有名人の中から「理想の上司」と言える人物を選ぶアンケート調査があったのだとか。それによると、1位はプロ野球ヤクルトの古田監督、2位がタレントの所ジョージ、3位王貞治、4位俳優の阿部寛、5位俳優の渡辺謙という順だったそうです。まあプロ野球の監督は、かつて連合艦隊司令長官かプロ野球の監督か、と男のあこがれの仕事として上げられるほどの職業ですから理解出来るのですが、タレントや俳優さんは、きっとその人自身の上司としての能力と言うよりも、その人が演じている役柄とか雰囲気によって選ばれているのでしょうね。私自身は別にフェミニストというわけでもないのですが、何故に理想の上司をOLだけに問うのか、また、その対象が男性だけに限られるのか、は結構疑問に感じたんですが、質問を受けた側にはそういう疑問は無かったんでしょうか? 遊びごとといってしまえば確かにそれだけの事で、目くじら建てるほどの事も無かろうとも思うのですが、どうしても引っかかるものは引っかかってしまいます。
 まあそれはそれとして、「ボス」と聞いて私が思い浮かべるのはやっぱり石原裕次郎になるのですが、理想の上司となると色々他の人も浮かんできたりもいたします。 例えばウルトラ警備隊のキリヤマ隊長。9年前に「キリヤマ隊長に学ぶリーダーシップ」(大崎悌造著 BNN発行)なる一冊の本を読んだせいもあるかもしれませんが、隊長というとまずこの人を思い浮かべてしまいます。
 「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーなども、なかなか良さそうではあります。下のモノに枠をはめず、自由に力を振るわせてくれそうですし。他にも銀英伝は元々そういう系統のお話のせいか、割と理想の上司といえそうな人材がごろごろしていそうですね。女性でも、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフみたいに、この人のお役に立ちたい!と思わせるキャラがいますし。
 現実世界ですと、例えば松下幸之助などは結構理想っぽいかもしれません。あくまでどん欲に、お客の事を考えて商売に励む姿は、なかなか感動的でもあります。もっとも美化された伝記しか知らないので、そう思うだけなのかも知れませんが。
 どちらにしても、理想の上司たる人物に必要なのは、先々を見通すぶれのない視野、部下の能力や限界を的確に把握する眼力、下のモノに仕事を任せる度量、責任を全うする胆力、といったところでしょうか。他にも色々あるとは思いますが、簡単に言えばこちらの仕事をやりやすくしてくれるヒトが、理想の上司といえるでしょう。翻って我が身辺を見返してみると、もともと研究なんて上司も部下もなく、自分のウデ一本で道を切り開いて行くみたいなところがあって、要は皆お山の大将と言っていいんじゃないか、というような仕事なのではありますが、それでも一応組織として所長もいれば係長もいる、というカタチにはなっております。そんな中、理想的、とまでは言わないまでも、まあそこそこな上司に当たってきたんじゃないかな? と自分では思うのです。中には困ったヒトもいるにはいましたけど、専門が違えば足を引っ張られるような事はまずありませんし、お金も時間も余裕はありませんでしたが、それでもその中で好き勝手してきたというか、割とそういう点では恵まれた仕事人生を歩んできているように感じます。
 ただ、そろそろ自分の方が「上司」と呼ばれる頃合いになってきております。改めて思うに、「理想的」とはいかなくても、せめて自分が当たってきた「そこそこの上司」クラスにはなれるよう、自分を振り返って見るのも悪くなさそうです。何せずっと一人でやる事が多かったので、部下という人種をどう扱ったモノか、多分とまどいが大きいように感じます。
 まずはとりあえずキリヤマ隊長の言葉でも改めて読み返して、その日に備えるといたしましょうか。

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なんだかんだで一応の区切りがつきました。

2006-10-15 22:40:12 | ドリームハンター麗夢
 何とかかんとか、記念誌の印刷関係は全て終了。ついでに既刊の同人小説も少し増し刷り。印刷関係は大体コレで終わりなので、続いて製本に入ります。これで何とかカタチがつきそうです。ただ、異様に疲れました。不調のOSをだましだまししながらの作業は、心身共に疲れます。でも、これでようやくこの苦行からも開放されるわけで、正直ほっとしているところです。
 サイトの方もなんとか長編小説を完結しました。こちらは使い慣れたマックでの作業ですので、その点のストレスはほぼ皆無なのですが、途中中断で予定よりも大幅に時間がかかった連載は、それなりに苦労もございました。特に全体を読み直して直しを入れるというのはなかなか手間がかかるもので、場所によっては思い切りばっさりやったところもあるので、そうした後に前後のつながりなどを破綻なく収めるには、それなりに丁寧な作業が要求されます。コレならいっそ最初から書き直した方が楽だったかも知れない位なのですが、4年前の自分を振り返ってみるというのは、それなりに楽しさとほろ苦さを覚える作業といえるでしょう。たった4年ではありますが、その間に同人小説に対する考え方や創作技法も大きく変化致しましたし、何とかこの4年ほどでそれなりに停滞せず進歩しているのだな、と認識できただけでも、意味があったと言えますでしょう。このあとは、「麗しき、夢」シリーズの最期の締めくくりに短編小説を上げて終わりますけど、こういう一区切りというのは単なる通過点ではなく、次に向かうためのきっかけというか、深宇宙探査のために宇宙船が惑星でスイングバイするみたいに、次作にとりかかるためのエネルギーを得るための厳粛な儀式の一種と言えるかも知れません。何にせよこれを一つの契機として、放置してある分や新しく思いついたモノとか色々動かしていきたいと思うのですが、今はちょっと身体の方が言う事を聴いてくれなさそうな雰囲気です。時間と心身の充実と、両輪がうまく揃えられるかどうか。あと2ヶ月半ばかり、体調不良に明け暮れた2006年でしたけど、せめてラストスパートくらいはそれなりに頑張りたいモノです。


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ストレス解消にクラシックコンサートへ。

2006-10-14 23:38:43 | Weblog
 昨日からPCの調子は相変わらず困った状態ですが、何とかだましだまし記念誌表紙の印刷を終えました。不安定にフリーズを繰り返す様はもう腹立たしい事といったらありませんが、さりとて今はやらなくてはならない事もあり、我慢しながらの作業進行です。

 そんなこんなでストレスがたまり気味なもので、気分転換に、というわけでもないのですが、今日は久しぶりにクラシック音楽を聴きに行って来ました。朝枝信彦率いる室内オーケストラ「アマデウス」の公演です。朝枝信彦というヴァイオリニストはあまり有名では無いらしいですが、私のような似非クラシックファンにもちょっと感動モノの清澄でつややかな音色を聴かせてくれます。メンバーには、応援しております、地元の天理シティオーケストラでコンサートマスターを務める栄嶋道広がおり、こちらもダイナミックな奏法で楽しませてくれます。演目はバッハのブランデンブルグ協奏曲第3番やモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハト・ムジークなど耳に慣れた音楽4つに加えて、アンコールでは「音楽の冗談」など2曲のモーツァルトが演奏され、大好きなバロック音楽はもちろん、モーツァルトも結構楽しめるな、と今日はじめて認識致しました。やはり生のコンサートというのはいいですね。CD等で聴くのとは全く違い、感動が魂を揺さぶるというか、少々大げさなくらい気持ちの良いひとときを過ごす事が出来ました。そうそうしょっちゅう行くわけにも参りませんけど、年に2回くらいはこうして生演奏を聴きに行きたいものです。
 プロの演奏を見てますと、自分でも出来たら楽しいだろうな、といつも思うのですが、小中9年間音楽の授業を受けて結局楽譜はさっぱり、楽器もまともに扱えたモノは一つとしてなし、という惨憺たる成績だった私としては、まさに大それた身の程知らずな夢に過ぎません。でも、時間が出来たらやっぱりヴァイオリンとかまねごとだという、そんな甘い夢を見ております。定年退職してからでも出来るような事ならいいのですけど、ね。

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アップデートしたら使い物にならなくなってしまいました。

2006-10-13 23:38:44 | Weblog
 なんだかウィンドウズのセキュリティアップデートとやらをやってから、PCが不安定になっております。頻繁にエクスプローラーが異常終了して固まってしまいますし、こうして日記書いている間にも、おかしくなりはしないか、と実は気が気ではありません。ウィンドウズのアップデートは気を付けるべし、と聞いていたような気もいたしますが、勝手にダウンロードして「準備できました」とけしかけられて、思わずハイ、とクリックしてしまいました。本当に頭が痛いです。とりあえず記念誌表紙の印刷を終えたら、必要なデータだけ取ってOSのインストールをやり直そうと考えております。全く疎ましい事といったらありませんが、小手先で色々いじくってかえって泥沼にはまってしまうよりはマシだろうと考えております。ただ、ウィンドウズのファイルって、どうも私には判りにくいのです。マックだとコントロールパネルと機能拡張と初期設定の各フォルダを押さえておけば大体環境の再構築は簡単なのですが、ウィンドウズはそのあたりなんかごちゃごちゃしていて、見ているだけでもう気が萎えてしまいます。ウィルスやスパイウェアも多いし、何でこんな使いにくいモノ使っているのだろう? と、こんな時ばかりは自分の日頃の選択に疑問を呈する事もあったり、とにかく精神衛生上良くないですね。
 それにしてもどうして状態をよりよくするための「アップデート」で、かえって状態を悪化させられなければならないのでしょう? よけいなサービスをするより少しでも堅牢で扱いやすいシステムを開発して欲しいのですが、今のPC関連の技術では不可能な夢なのでしょうか?

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麗夢DVD特典付き販売の情報が出ました。

2006-10-12 22:41:24 | ドリームハンター麗夢
 昨日ヘンだな、と書いたばかりのアニメイト通販
を今チェックしにいきましたところ、麗夢DVDの取り扱いとともに、空欄だった店舗独自の特典が掲載されてました。
特典内容は「未公開設定資料集」です。
私のような同人野郎やCG描きの方々にも役に立つ資料になるんじゃないでしょうか。
定価販売は少々お高くつきますけど、それだけの価値はあるのではないか、と私などは想像致しますので、そろそろここら辺で購入を決めたいと考えております。
 一方、先日秋葉原の店舗で一番露出度が高かったヤマギワソフトのサイトでは、まだ何の告知もされておりませんね。

 さて、今日はすっきり秋晴れ、と思っていたのですが、午前中は霧のように細かい粒子の雨がふわふわと降り続いていました。歩きだったり、あるいはホンの4.5分程度なら雨具なしで単車で走ってもそう気にもならなかったでしょうが、さすがに1時間近くこの中を走ると、職場に着く頃にはすっかり濡れそぼつ事になるのは間違いありません。まだ生乾きの雨具に袖を通すのはどうにも抵抗はありましたが、仕方ないのであきらめてそのまま着て走りました。幸い昼前から綺麗に晴れ上がり、気温もぐっと上がってきましたので、日の当たる風通しのよいところに雨具一式を干すことができました。今日から来週にかけてはどうやら秋晴れが続くみたいです。

 そこで、延び延びになっていた記念誌表紙用インクジェット光沢紙を行きつけの家電店で買ってきました。ジョーシン、ケーズデンキなどいくつか量販店がこの田舎町にもあちこち点在しているのですが、印刷用紙などのサプライ品の充実度は今ひとつで、A4用紙はあっても私が必要としているA3用紙はあまり見かけません。あってもE社とかC社とかの純正品だけ。いや、印刷だけを考えればこれら純正品でも一向に構わないのですが、このプリンタ大手2社の純正用紙は、裏面にはっきり自分とこの社名のロゴを印刷してくれていますので、表紙には到底使えないのです。で、色々紙を探す事になるのですが、幸い、同じく量販店の一つであるミドリデンキの一支店がこの手のサプライ品の品揃えが例外的に良く、A3用紙でもいくつか選択肢があるのです。値段も大阪・日本橋などと比べてもそう遜色ありませんので、消耗品購入には重宝致します。
 明日から天気が回復して空気が乾燥してきましたら、一気に表紙印刷を片づけてしまう予定です。順調にいけば、来週あけには記念誌増刷も大体カタがつくことでしょう。


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同じ店だと思うのに、かたや紹介かたや片鱗もなしというのはいったい?

2006-10-11 22:35:49 | ドリームハンター麗夢
 麗夢のDVD、アニメイトの通信販売のサイトでは既に紹介されているのに、アニメイト本体のサイトではまだ出てきておりませんね。まあ通販サイトでもまだ表題と価格と予約受付だけで、画像とか何とか一切無し、という少々寂しい内容ではあります。それでも同じ会社のサイトでこうも扱いが違うというのは不思議というか面白いというか、素人にはよく判らない現象です。同じアニメイトでもそれぞれ独立していて互いに情報をやりとりするような事はないのでしょうか? そういえばどちらのサイトにもお互いのサイトのリンクは張ってないように見えますし、王将が京都と大阪の二つに分裂しているようなものなのだろうか、などというと関西のヒトにしか理解できない話でしょうけど、とにかく表看板だけ同じで後は全く別会社だったりするようなことになっているのか、と想像したりいたします。まあだからどうだ、というわけでもないのですが、どうせなら一斉にアニメイトのサイト全部で麗夢DVD取り扱い始めました、とでも出してもらえればいいな、とか思いました。

 今日はすっかり雨でしたが、そのせいというわけでもないでしょうけど、またまた台風が南海上をゆっくり西に向かって移動しているみたいですね。本当に今年はいつまで台風が現れるのか、天気図を見ている分には興味深いと言うだけで済むのですが、この間の東京でも、結局台風からいったん熱帯低気圧に変わった奴がまた台風並みに発達して列島に近づいてきた影響でとんでもない大雨に見舞われましたし、たまにならともかく、頻々と雨、それもうっとうしいほどの大雨に遭うのは願い下げにしたいのです。単に雨を疎ましいと思うだけの私でもそうなのですから、そろそろ稲刈りシーズンを迎えつつある全国の農家の方々は、もうやきもきしっぱなしなのではないでしょうか? 10月も半ばにさしかかりつつある今頃にまだ台風に悩まされねばならないと言うのは、常態化してしまった気象異常のせいとは言えやはり理不尽な思いがぬぐえないと思います。

 幸い明日は綺麗に晴れるらしいので、雨合羽なども干す事が出来るでしょう。降ったり止んだりは秋の空のならいとはいえ、なるべくならからりと晴れた秋晴れの空を所望したいです。

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「マリア様がみてる」最新刊「大きな扉 小さな鍵」の感想など。

2006-10-10 22:58:55 | マリア様がみてる
「マリア様がみてる」最新刊「大きな扉 小さな鍵」、発売から今日で1週間経ちましたので、ぼちぼちネタばれ感想など書いてみようかと思います。

 さて、タイトルからして、かたくなな瞳子の「天の岩戸開き」を髣髴させるもので、更に「瞳子の秘密が明かされる?!」との刺激的な帯。これだけ揃ったら祐巳と瞳子の関係がどう動くのかと、期待せざるを得ません。でも、本を開いて一番驚いたのが、冒頭の人物紹介で細川可南子が復活していることでした。実のところ、今回の出番はたった1ページ。少なくとも、「未来の白地図」で瞳子を拉致したときの方がよほど活躍していたようにも思えるのですが、1年椿組で孤立した瞳子に対してさりげなく好意を示す場面は、充分存在感のあるシーンだとは思いました。とはいえさすがにこれだけのために人物紹介が復活しているはずもないでしょうから、これはきっと次巻以降の大活躍が約束されているためなのか。いろいろと妄想たくましくするに足る復活劇でしたが、まさか編集で昔の絵がそのまま紛れ込んだとか言うような笑い話だったりしないか、とそれはそれで不安だったりもします。
 今回は「キーホルダー」と「ハートの鍵穴」の2つの中編。前の方は乃梨子、祥子、由乃、それぞれの視点からの祐巳像語り。後編は瞳子視点で物語が一気に加速する話。
 それぞれ読み進めるうちに違和感というか、今までと何か違う不穏な気配を頻々と感じました。それは、作者あとがきにもある通り、全体を通じて祐巳視点の話が皆無だったということで理解されるわけですが、それを加味しても、違和感をすべて納得することができませんでした。でも、何度か読み返しているうちに、それが語り手達によって描かれた祐巳の印象によるものだと理解されました。乃梨子、祥子、由乃、瞳子、間接的ではありますが柏木優の祐巳観も、中に加えても良いでしょう。それぞれに語られる祐巳の姿は、これまで慣れ親しんだ祐巳視点による自画像とはかけ離れた、大人びたミステリアスな存在なのです。それは、祥子が下校途中を記憶にとどめないほど祐巳の事ばかり考え込んでいたり、由乃が「一人で大人にならないで」と祐巳に懇願したり、乃梨子が祐巳に頼りきりだったり、瞳子が反発しつつもその言葉に従ってしまっていたりするなど、本の随所に現れます。一方、由乃が相変わらずのわがままぶり、志摩子まで公務よりも私欲を優先させたいつにないかわいらしさをかもし出している上、祐巳視点からは相当大人びて見える乃梨子まで、まだまだ年相応のゆれ具合を示してくれますし、祐巳の描かれようからすればずいぶんと大きな差が見られ、作者がそれぞれのキャラにあわせて書き分けている過程がなかなかに興味深く読めました。
 ところでもう一つ、注目したのは、瞳子視点の時、瞳子の心の声では、既に乃梨子の事を呼び捨てにしている事。可南子はさん付けなので、明らかに扱いが違います。いつの間にそういう心境に至ったんでしょうね。
 さて、もう既に一部のサイトで言及されているみたいに、今回は残念ながら二人の契りはなかったわけですが、それで幻滅したかというと全くそんなことはなく、十分にそれぞれの語りを堪能いたしました。
 そしてラスト、それまでほとんどばればれながら本文中では抑えられていた、瞳子出生の秘密。それが本人の口から暴露され、そのために自分が祐巳に哀れまれているに違いないという思い込みが大きな誤解にすぎなかったことが判明するくだり。そして追い詰められてしまった瞳子に差し伸べられた、乃梨子という唯一の希望。一歩間違えればあざとさばかり目立ちかねない王道的展開も、ちゃんとカタルシスを味わえる感動のラストに仕上がっております、といっても、「マリみて」好きな私のめがねが曇っている可能性も無きにしも非ずですが。
 ともかく次巻で展開されるに違いないバレンタインデーの宝探しへの伏線もちゃんと張って、次の本までわくわく感を維持しつつ待つことができそうです。・・・それにしても、紅薔薇は白薔薇に助けられる運命にあるんでしょうかね。

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今日は一日ひたすら同人活動三昧。

2006-10-09 23:02:37 | ドリームハンター麗夢
 疲労のピークが遅れてくると年を取った証拠のようで、今日一日、一昨日の仕事で疲弊した心身のメンテナンスとばかり、ただごろごろしておりました・・・、と言えたらどんなにかいいだろうと夢想しながら、疲れは疲れとして意識しつつ、名古屋イベントのための同人誌作りをせっせとやってました。まあ大方働くのはPCとプリンタなので、私は適宜不足した紙を補給したり、切れたインクを補充したり、印刷指示を出したりというだけで、後は音楽聞いたり本を読んだりしていましたから、大体ごろごろしていた、というのとさほど違いはないわけですが。まあとりあえず、そんな勤勉なんだがぐうたらなんだかよく判らないまま時間を過ごしておりましたおかげで、夏の記念誌46ページ20冊分の中身が全て印刷完了致しました。更に一部A4の用紙にトンボ付けて印刷しておいた原稿も、B5サイズにカッティングし、後はページを間違えないように並べるだけ、という状態にまで仕上げました。残りはそうやって本組を行うのと、表紙を印刷して組んだ中身と張り合わせ、仕上げ裁断するだけです。まだ表紙用印刷用紙を購入していないので、出来るだけ早く入手して、今週末にも印刷を完了しようと思っております。後3週間ですが、コレでどうやら何とか安心して当日を迎えられるのではないか、というめどが立ってきました。後は身体を壊したりPCが不調になったりしないよう祈るばかりです。

 サイトの方はとりあえず昨日長編連載小説の続きをアップ、コレもあと一回で終わりというところまでこぎ着けました。色々本文を直しながらやってきましたけど、最期に後書きをまとめ直せば完了です。続きはコレの続編の短編がありますので、それを書いてとりあえず永らく続けていた「麗しき、夢」シリーズはこれにて完結となります。完結したところでシリーズを俯瞰して何か感想なり思いでなりを書こうと思いますけど、次かその次くらいの新作長編は同じく平氏御曹司智盛卿と夢御前麗夢との話を書いてみようと思っています。ただ、「麗しき、夢」のシリーズと同一軸上ではちょっと窮屈でやりにくいので、設定も新たにもう少しエンターテイメントに徹した内容で作ってみたいな、と妄想しております。まあそういう具合にうまく収まりますかどうか、今から色々ネタを考えているところです。

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東京で仕事ついでに麗夢DVD事情を肌で感じて参りました。

2006-10-08 22:45:25 | ドリームハンター麗夢
 ううむ、まだ出張ぼけが治ってないみたいですね。書き込み完了する前にサイト移動した上にタブを消去してせっかく書いた1000文字の日記を二度と帰らない異界に放り込んでしまいました。二度手間でまた同じ事を書かないと・・・(泣)。

 さて、泣き言はこの辺にいたしまして、日記、一日お休みしてしまいました。昨日は適当なネット喫茶を探す時間もそこで日記をしたためる時間も結局とれず、抜かすほかありませんでした。確か携帯からも書き込みは出来たとは思うのですが、私はあの携帯の入力システムにはどうにもなじめない年寄りなので、あれでちまちま数百文字を書き込むというのを想像しただけで指がつりそうです。というわけではなから携帯入力は考えていないのですが、こうなってみるとほんの一言だけでもアップしてみることを考えるのも悪くないかも知れません。方法をまず覚えないといけませんが。

 ところでここからが本題ですが、どうやら店舗特典の詳細とその店舗が決まったようです。昨日は東京に出てきたのを幸い、ひょっとして店頭に何らかの告知がでてやしないか、と少し時間を取って秋葉原界隈をあちこちさまよったのですが、ヤマギワソフトとソフマップで小さな予約受付告知を見つけただけにとどまりました。どうやら少しタイミングが早すぎたようです。残念と言えば残念ですが、現状の東京における麗夢DVDの露出度が確認できたというのは、ある意味得難い体験だったのではないか、と思っています。まあ私の内面的問題はともかくとして、近々各店舗や雑誌等で発表があると思われます。東京在住の方々におかれましては、少しこまめに観察を続け、正式発表ありしだいレポート頂けたら大変ありがたいと思います。

もう少し書いていたのですが、必要情報は書き込みましたので本日はココまでにしたいと思います。


 
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出先仕事は明日で終わりです。

2006-10-06 21:49:04 | Weblog
 今日はなかなかすさまじい天気でした。一時は、今年の夏コミ2日目を髣髴させる横殴りの雨で、傘などさしていてもかろうじて頭の付近だけが濡れるのを免れるだけ。明日までに靴や服が乾いてくれたらいいですけど、まさか今の季節にこんな天気に見舞われようとは、思ってもみませんでした。多分これも地球温暖化、とかそういう大きな変化の中で起こった不運なのでしょうね。10月に台風が日本に近づいたり、それで大雨やら突風やらが起こったりするようになったのは、いったいいつごろからなのでしょう。明日は風は残るものの、天気は晴れるんだそうです。それはそれでありがたいのですが、今度は持ち歩いている傘が邪魔になりそうで、邪魔になるだけならともかく、不要になった途端どこかに置き忘れてしまいそうなのが大変不安です。昨日だけでも2回、置き忘れたのに気がついてあわてて取りに行った位ですから。何とか無事自宅まで持ち帰りたいものです。

 さて、実を言うと今、東京に来ております。ちょっとした見学、というかお勉強に来ていたのですが、まあいろいろ収穫もありました。特にやはり最先端のオシゴトをされている企業や大学の方々の話というのは実に面白く、刺激を受けます。正直言って自分には手の届きかねるレベルのオシゴトが多いので、羨望のまなざしを向ける以外できることはそうないのですが、それでもそういう話を聞いて、これから業界がどういう方向を目指して動いているのか、を知っておくことは、私のような本当に端くれでしかない者にとっても十分に価値のあることなのです。まして今は「産官学共同研究」などというキーワードで、大学も企業も公務員も、互いに足らずを補い助け合い、小さな成果を持ち寄って大きな価値を生み出そうというのが主流になっている時代。ここ数年大幅増加した国の研究支援予算もそんな「助け合い運動」に重点配分されるような按配ですから、こういう機会にお仲間になってくれそうな人を探しておくのは、将来投資という意味でまったく無駄にはなりません。そのためにこんな天候の中、出歩くというのはちょっと採算が合わないような気もしないでもないのですが。

 明日はオシゴト最終日で、今までどちらかというと受身だった内容が、逆に積極的に打って出る内容に変わります。人前で話すのは基本的に苦にならないのでその点は心配してないのですが、果たして十分聞き手の興味に応えられるだけの中身になっているかどうかは、いつもながら不安になってしまいます。といって当意即妙に聴衆の反応を見て中身を変えられるほど器用でもないので、予定通りやるしかないのですけどね。仕事の後のお楽しみを支えに、一がんばりするといたしましょう。

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旅先では時間の流れがいつもと少し違います。

2006-10-05 19:46:21 | Weblog
 今日はお仕事で旅先からの更新です。土曜日までは何とか日記の更新こそできそうなものの、メールのほうはまったくつながりません。まあ私に緊急の連絡を取りたいと思われるような方は、私の携帯か職場か自宅の電話をご存知のはずなので特にメールが見られないからといってそうそうあせりもしないのですが、毎日必ず朝夕チェックしているものが見られなくなる、というのは、結構不安も無きにしも非ず、です。まあこのところ入ってくるメールは9割9分スパムではあるのですけどね。
 さて、普段の定時出勤と違って移動時間分朝なども結構無理がかかったりいたします。最近は寝付きが悪いせいもあって、実質睡眠時間は2時間くらいなんじゃないか、と思ったりしているのですが、それでも比較的深い眠りになりますと、案外体は持つものです。さらに普段と違う旅先ということもあって、体のほうも興奮状態にあるのか、仕事している間はあまり疲れたとか眠いということはありません。でも、結構忙しいように見えて忙中閑有り、というか、要するに暇の時も結構あって、特にそれが昼食後だったりするとかなりつらい目にあいます。暇とはいえ一応勤務中だし、いつお呼びがかかるかわからないような待機状態なわけですから、眠りこけるわけにもいきません。部下でもいたら「ちょっと寝るから何かあったら起こしてくれ」なんていうこともひょっとしたらできるのかもしれませんけど、一人ではそれもままならず、したがって無理やりでも起きてないといけません。飴玉なめたりお茶を飲んだりうろうろ歩き回ってみたり、いろいろやっては見るものの、一時的に何とか持ちこたえることはできても、それらをやめたとたんすぅっっと睡魔が襲ってきて、カクンカクン首を折りながらの数十分となるのです。
 ホテルでは日記を終わったら他にすることもありませんから、次の長編や企画やらを考えながら、今日はとりあえずとっとと寝て明日またがんばりましょう。
というわけで、少し早いですがおやすみなさい。

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マスコミが学会の代弁者でどうするというのでしょう?

2006-10-04 20:19:15 | Weblog
 名古屋メンコミ準備会から、サークル入場券が送られてきました。注意書きはA41枚とコミケに比べると実にお手軽な内容ですが、規模を考えれば結構丁寧になさっていると思われる内容で、初参加の私としては随分助かります。あとはしばらく出し物の制作を続けるのと、名古屋までどうやって時間内に行くかを調べなくてはなりません。多分朝1にたてば充分時間までに到着できるとは思うのですが、名古屋駅からの交通事情も調べておかないと、本当に間に合うかどうか判断できないわけで、ぼちぼち調べを進めていこうと思っています。

 腎臓売買移植事件はマスコミも食指が蠢くのか、更に取材が進められているみたいですね。日本移植学会では、臓器提供者を親族に限るという指針を出しているという事ですが、それに対して偽装結婚したり養子縁組をして、親族として臓器提供を申し出る、という事例が過去あったんだそうです。偽装結婚では金銭トラブルから、養子縁組では背後に暴力団の影が、などと、どちらも臓器売買と同様あまり芳しくないお話として紹介されているのが印象的でした。更に病院によっては学会の指針よりも厳しい独自規定で対応しているところもあるとも紹介されております。学会や医者の側は臓器の提供を親族の自発的かつ善意によるモノ以外を認めない、という方針だという事で、先の報道の例などを見るとマスコミもそれを是としている模様ですが、どうも私には、学会や病院側が「善意以外の臓器提供の可能性」について真剣に考えず、何かと七面倒くさい事態に巻き込まれないようにしたいという逃げ口上を、マスコミがお墨付きを与えているかのようにも見えます。指針をゆるめれば患者のモラルが低下する、という識者のコメントも載っておりますが、さて、生活を左右されるような事態に陥ったときに、一体何人が逍遙としてモラルにこだわることが出来るでしょう。そのことの是非は色々あるかも知れませんが、私はなりふり構わず生に執着するヒトに対して、「見苦しいからお止めなさい」ということは出来そうにありません。そもそも親族の善意、などという極めて限定された規定は、果たして許容される制限なのでしょうか? 極端な話、親族がいない天涯孤独のヒトは臓器移植を望んではいけない、あなたには提供者がそもそもいないからあきらめなさい、と言う事なのでしょう。
 さらにいうなら、基本的にこんなにも厳しい指針があるが故に、抜け穴を探そうと必死に知恵を絞る患者のモラルハザードが起きるのではないか、また、それを食い物にする連中がはびこるのではないかと私は確信するのですが、ちょうどそれは、禁酒法と密造酒の関係に似ているんじゃないかと思います。
 そもそも学会にしても医者にしても厚生労働省にしても、なぜ臓器移植を親族に限定するのか、何かトラブルがあったときに大変面倒だ、という後ろ向きの理由じゃなくて、臓器移植を望む患者に対して、格調高く人々の倫理観を称揚出来るだけの説得力を持つ理由を、今こそ高らかに宣言すべきでしょう。それが納得いくものであるならば、モラルハザードなど心配する必要などなくなるでしょうし、そうでないならば自らの怠惰を押し隠すために本音と建前を使い分けているに過ぎないことを改めて告白し、もって臓器移植に関するさまざまな論議を行うためのきっかけとなすべきではないでしょうか。そしてそのことを促すのが、この問題に対するマスコミの最大の責務だと思います。

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「マリみて」新刊読後感は、とりあえず大満足でありました。

2006-10-03 22:04:24 | マリア様がみてる
 「マリみて」新刊「大きな扉 小さな鍵」、早速帰宅時に本屋さんへ寄り道して、買って参りました。帯には「瞳子の秘密が明かされる?!」となかなか刺激的なコピー。一体どういう話になるだろうかと期待しながらまずはざっと一息に読んでみました。読後感は大満足! です。詳しい感想はまた1週間ほどおいてから書く事にいたしますが、早くも次への期待が大きく膨らんでおります。今のところ3ヶ月おきというハイペースで新刊が上梓されていますけど、おそらく作者も乗りに乗っているのでしょうね。自分の小説を書いている気分からすると、もう次の本を3日くらいで一気に書き上げてしまいたくなるほど、クライマックスな展開です。多分また3ヶ月後には新刊が出る事でしょう。それでも年内は厳しいでしょうから、やはり次は年明け早々でしょうか。
 ところで今回、今までの「マリみて」と雰囲気が違います。作者もあとがきに書いていますように、それ相応の理由があるようですが、どうもそれだけではないような気がしてなりません。ただいま1回読み切った後その点を確認するために読み返ししているところですが、何となく「なるほど」と見えてきた気がします。とりあえずそんなこんなで今週いっぱいは楽しめそうです。
 
 月末の名古屋イベント向けの印刷も、ぼつぼつ順調に進んでいます。新刊なしだと本当に気が楽でいいですね。既に色々微調整も済んだ原稿なので、とにかくひたすら印刷するだけでいいんですから。紙切れとインク切れだけ注意していれば、自動両面印刷でほっといても原稿が出来てくるというのは、ありがたいモノです。でも、来年の大阪のイベントには、出来たら何か新しいモノを用意したいと思うので、そろそろその辺も考えないといけません。ちょっと時間を取ってじっくり企画を練りたいところなのですが、なかなか思うようにならないのが少々困ったところではあります。まあDVDが入手できたらもうそれだけで一気に火がついたりするかも知れませんので、今は焦らずじっくり思いつきをいくつか煮込んでダシを取っていきたい、という感じな毎日です。

 
 
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そもそも臓器売買がイケナイ理由をはっきり語って欲しいのですが。

2006-10-02 22:47:26 | Weblog
 月も10月に改まり、後50日もすればいよいよ麗夢DVDの発売と相成りますが、その前にまず明日は「マリみて」新刊が出ますので、とりあえずはそれを楽しみにしております。大都会のようにフライング販売はいっさい無い地方都市ですが、新刊発売日にはほぼきっちり入手できる程度の流通事情ではありますので、ほぼ安心して明日帰宅時に書店に立ち寄る事が出来ます。はてさて、どんなストーリー展開になっている事やら。9月4日の日記で一応の予想はしてみたのですが、何にせよ読む前から色々楽しみが膨らみますね。

 さて、臓器移植を巡り、臓器売買疑惑が勃発した愛媛県の病院。臓器の売買が禁止されている背景にはまあ色々理由があるのでしょうけど、なんだかマスコミ報道を見てもいまいち大罪に聞こえない感じがして、正直何をそんなに騒いでいるの? といいたくなるほど、事件の表層だけが上滑りしているみたいな感じがいたします。実際のところあまりに情報が不足して、一体どういう状況からそういう事態になったのかが見えない以上、何も言いようがないのですが、学会の臓器移植に関する倫理指針が、非会員には遵守義務がない、という事がさも問題であるかのごとく取り上げていた新聞には少し疑問を持ちました。学会なんて研究者がその成果を出し合い、学問の進歩に寄与するための機関で、誤解を恐れずに言えばこれは学者達の親睦団体に過ぎません。なにやら新聞記事では日本移植学会に所属していないと移植手術の資格なし、とでもいいたいかのような内容なのですが、学会には関係者の加盟義務があるわけでもなければ、免許制度があるわけでもなく、学会の指針に法的な強制力もありません。年会費を取って雑誌を発行し、研究者に成果を発表する場を与えるのが学会で、倫理指針にしても、学会に所属する研究者達が勝手に決めただけの事で、守ろうが守るまいが、それは各研究者のモラルという実にあやふやなモノに頼るしかない代物です。ですから、当該の医者がその学会に所属していないからといって問題視するのは、学会というモノを理解していない重箱の隅つつきに過ぎないのではないかと思います。大体、日本移植学会だけ取り上げられておりますけど、日本組織移植学会とか、日本臨床腎移植学会とか、学会も色々ありますし、もっと小規模で学会まで行かない研究会という組織もあったりします。ひょっとしたら病院内で移植のエキスパートを呼んでの勉強会とかしていたかも知れません。それら全てに全く所属していなかったというような調べはついているのでしょうか? そもそも手術自体は成功しているのでしょう。すなわち、技術レベルは確かだという事ではありませんか。
 マスコミはそんな事よりも臓器売買がどうしていけないか、をもっときちんと説明すべきだと思います。日々命がいつ絶えるか怯えながら暮らす多くの患者さん達に、どんなに苦しくとも、たとえ死を覚悟しなければならない事態となろうとも、ヒトとして越えてはならぬ一線がある、ということを、単に法律でそう決まっているから、というような話以外で説得力を持って語る事が出来て、はじめてマスコミの役割を果たし得たと言えるのではないでしょうか? 私自身は、どちらかというと臓器売買を公的に認めてやればこんな闇取引めいた話は無くなるのではないか、と思ったりもいたしますので、一概にこのこと自体をどうこう言う事もありません。警察は法律違反でしょっ引くのが仕事ですからそれでいいとして、行政、マスコミはちゃんとダメな理由を説明してもらいたいと思います。

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アマゾンでも取り扱い始まりましたね。

2006-10-01 20:35:07 | ドリームハンター麗夢
 ネット通販大手のアマゾンでも麗夢DVDの取り扱いが始まったようですね。選択肢が増えるのはよい事だと思いますし、おかげで地方でもそう困ることなく入手できる環境が整っているわけで、本当に今はいい時代だと思います。それにしても楽天といいアマゾンといい、よくこれだけ値引き販売できるモノですね。送料まで自分とこ持ちな訳ですから、仕入れ値がそれだけ押さえ込まれているはずで、販売元の御苦労が忍ばれる気が致します。この上は早々に初回の1000を売り切って、第2版が増産されるような環境になるよう祈りたいと思います。
 というわけで、というわけでもないのですが、このブログのカテゴリーでこれまでドリームハンター麗夢に分類していたDVD関連記事を、ドリームハンター麗夢DVDというカテゴリーで纏めなおしました。アクセス解析によると、結構「麗夢」+「DVD」で検索かけて当ブログにいらっしゃる方が多いようですので、情報検索が少しでも容易なようにしてみた次第です。これからもDVD情報を追いかけていくとともに、諸般の事情を鑑みて出せそうなところから、私の耳に届いた内輪話なども上げていきたいと思います。

 さて、月末の名古屋即売会参加のために、いよいよ出し物の印刷を始めました。まずは記念誌からで、20部増刷を目指して作業開始です。もうコレまで何度もヤリ込んだ事ですので、さしたるトラブルもなくどんどん進めております。残念ながら今週はほとんど外に出ずっぱりでろくろく作業時間が取れそうにないですけど、来週の連休には一気に本の制作にいそしむつもりです。充分余裕を持って制作完了できるはずですので、この際コレまであまり重版しなかった過去の本も、何冊か印刷してみようかと思っています。

 表サイトも「麗しき、夢 屋島哀恋編」第10話「智盛狂乱」 をアップいたしました。連載終了時にも書こうと思うのですが、私、この作品結構好きなのですね。文章的にはかなり荒削りで、練りが足りなかったり描き込みすぎてかえって冗長になっていたりとリズムの悪い文章だったので、今回連載に当たっては思い切り筆を入れているのですが、それでもシーンシーンは結構頑張ったな、と読み返しながら思っています。ラストシーンなど、自分で書いていて感情移入してしまい、思わず涙ぐんだほどですので、今回の直しに当たってもそんな思い入れを消してしまわないように、慎重にやるつもりです。
 あと1話でこの連載も終わりますけど、その後は既に考えておりまして、とりあえず「麗しき 夢」シリーズ最期の1編を掲載してしまおうと思っています。これは短編ですので、DVD発売に充分間に合うはずです。ただ、その次は果たしてどうしようか、ちょっと迷っております。次の作品の連載に入ってもいいんですが、さすがに残り4本となると来年早々には使い切ってしまいそうです。せっかくDVDも出てくる事ですし、そろそろ違うコンテンツを本気で考えたいところなのでその準備に入りたいのですが、といいつつ、なかなか動けないのが困ったところです。
 まず延び延びになって最早放置状態になっているページからリニューアルして、全体の底上げを図りたいと思っているのですが、さて、どこから手を付けたモノやら。

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